私の人生における3大衝撃の一つと言えば『ジーンズ』の存在だ。
中学生時代に小銭を握りしめては、アメ横にある古着屋へよく行ったものだが、その時からジーンズに対する情熱は変わるどころか日増しに強くなってるような・・・
なんでこんなにもジーンズに魅せられてしまったのか?
理由はいくつも挙げることが出来るだろうが、一番の理由を述べればその『普遍性』にあると言えるだろう。
当然流行があるので、デザインやシルエットに違いがあるのは仕方ないにしても、ここまでどんな洋服と合わせてもシックリと似合ってしまうアイテムは存在しない。
そう、存在しないの
間違いなくデニムが唯一何と合わせてもバッチリはまる。
今回は、特にデニムを着こなすにあたって、ベストなアイテムやコーデなどを紹介していこうと思う。
ジーンズに合わせる洋服
ネルシャツ(チェックシャツ)
ネルシャツは、秋冬のマストアイテムの一つに挙げられるが、何よりもジーンズとの相性はこれ以上ない程良い。
無数にあるチェック柄の中から、自分の好みの柄が見つかった時の喜びは言葉では表現出来ない程のものがある。
ネルは秋冬用なのでコットンのチェックシャツも同様、シャツは重ね着も出来るし暑い日には腰に巻いてコーデのアクセントの一つにもなってくれる。
ジーンズに合わせる洋服としては、押さえておくべき代表的なアイテムだ。
白シャツ
男前でも女前でも、イケてるジーニストには当たり前に着こなせてる人も多い「白シャツ」はデニムのカジュアル過ぎる部分を見事に埋めてくれるもの。
それ1枚で様になるし、清潔感も際立つ。
汚いデニム(クラッシュのことね)を履いていながらトップも同じ系統だと、ただの汚い人なんだけど白シャツを合わせるだけで大きなプラス効果を生んでくれる。
好きな生地質はオックスフォードなんだけど、適度にシワ加工くらいのものが気兼ねなく着れてデニムともマッチすると思う。
スウェット
大きなロゴの入ったカレッジスウェットや、ミッキーマウスやスヌーピーなどのキャラクターがプリントされたものなど、ポップさが好きなところ。
当然部屋着に使われるスウェットなので、着心地は最高なんだけどシルエットは細目を選んで欲しいかな。
スウェット1枚のコーデではなく、コートやダウンを上に羽織ることを考慮してという部分と、今回の提案が比較的最近の流行を加味して話をしているから。
ロゴの入り方やリブの長さなどで、まったく見え方も変わってくる。
ヴィンテージモノも多く、ジーンズと合わせて上下お宝コーデなんて組み合わせも楽しめるのだ。
スウェットパンツの情報は下記を参照していただきたい。
パーカー
http://page22.auctions.yahoo.co.jp/
ジーンズの相性を考えた時に、パーカーもマストアイテムの一つになる。
先ほど挙げたチェックシャツの上に羽織っても良いし、フロントは全開にして着るのもワイルドだ。
季節問わず着れるものが多いため、汎用性を考えてもここまで着回しの利くものは少ないと言える。
デニムと同様、ダメージ加工をしたものや素材がモコモコ感があるものなど、種類も豊富で迷ってしまうか?
ジップ無しのプルオーバータイプのものもココに含めると、選択肢は無限にあることが分かると思う。
カウチンニット
ニットは比較的なんにでも合うけれど、一番特徴的なのは『カウチンニット』だろうね。
カウチンの語源は、カナダのバンクーバーに住むカウチン族が編んでいたニットというのが理由らしく、ざっくり太めの編み込みに動物をモチーフにデザインされたものを言う。
個人的には、男性よりも女性に着こなしてほしいと思うのは私だけか?
同じニットつながりと言うことで、こちらの記事もよろしくね・・・
ミリタリー(フライト)ジャケット
MA-1を代表とするフライトジャケットもジーンズとの相性が非常に良い。
本当にジーンズというものは、何に合わせてもそつなくコーデが決まってしまう。
ここまでくると魔法だね・・・
N-3Bなどの着丈の長いものでもカッコ良いんだが、私は今まで着たことが無かったN-2Bあたりをチョイスしたい。
MA-1だとあまりにも周りと被ってしまうし、この辺を合わせる方が気分かな。
スタジャン
最近は女子の間でも流行って来てるスタジャンについて、ことオッサンが着てもそれなりにカワイさの出るアイテムだと思ってる。
アウターの中でも特に好きなのがスタジャンだけに、これを外して考えることは出来なのだ。
少年ぽさと、袖のレザー素材の組み合わせが絶妙のバランスを生んでいるんだろう。
メインカラーは、オールブラックもしくはネイビーxホワイトというのが一般的だし、合わせやすさの面で見ても間違いない。
ジーンズとの相性を考えても好きなアイテムだし、今の雰囲気に一番合ってるのもこのアウターだと確信してる(個人的に好きなだけ)。
スカジャン
http://page22.auctions.yahoo.co.jp/
最近熱い注目を集めているのがスカジャンだ。そうあの龍とか虎の刺繍が入った、昔で言う悪い奴らの代名詞のようなブルゾンだ。
タッキースタイルが流行の兆しということもあるが、スカジャンもデニムと合わせる分にはぴったりくる。
デザイン的にはシャイニーなサテン地なとこを除けば、スタジャンと同じディテールだしデニムと合わせてしっくりくる。
好き嫌いが激しいアイテムだけに、それほど爆発的に流行るとは思えないが似合う形であることは間違いない。
ダウンジャケット
王道過ぎて語るのも恥ずかしい位なダウンジャケット、ちょうど今の時期にはマストな防寒着とともに、冬の最重要アウターのひとつ。
ジーンズに合う洋服ということなので、デニム素材のものをチョイスしてしまったが、基本的に表面はツルッとしたデザインのものが多い。
個人的な好みで言えば、シャリシャリするナイロン製よりはメルトンやウール素材のモノの方が断然良いと思う。
都内に住んでいるのなら、あまりにボリュームが出過ぎるものよりも、ダウンが抑え目なものが今っぽい。
都内だったら重装備なダウンは逆に暑すぎるので、タウンユースなものでシルエットが映えるもの!これに限る。
ジーンズもタイトなものを選び、トータルのシルエット重視のコーディネートをオススメする。
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ベルト
ジーンズ好きがデニムとともに主張したいところと言えば、ベルト部分だろう。
10年前はHTCのスタッズ入りのものが随分と流行ったが、現在はもっとシンプルなものの方が気分なのかもしれない。
ここは個人差が一番現れる部分だと思うので、自分の好きなデザインのものを選ぶのがベストではあるが、夏場は特にデニムを引き立たせる名脇役の一つ。
スニーカー
デニムと言えばスニーカーを合わせるのが私の主流なスタイルだった。
コンバースやアディダスを合わせることが多かった分、今はVANSのスリッポンなどをデニムと合わせて裾捲りしてコーデしている。
ブーツやドレスシューズだと、ゴテゴテしたイメージやちょっとキレイ目過ぎてしまう分、スニーカーの抜け感はジーンズコーデに欠かせない。
夏場は素足で気軽にいれるため、ジーンズコーデを考える時には一番に登場するアイテムである。
スニーカーを合わせる際の注意点としては、エアマックスやボリューム感のあるエアフォースを合わせる時に気を付けるポイントがある。
ボリュームのあるスニーカーを履くと、裾がもたつく事で足が短く見えてしまうことがある。
そこは重点的に鏡でチェックするように気をつけよう。
デザートブーツ
個人的な感想から言えば『キングオブジーンズコーデシューズ』と呼べるのが、クラークスのデザートブーツだ。
こればかりは、高校生の時に購入してから何十足買ったか分からない。
なぜ毎回クラークスのデザートブーツを買ってしまうかと言えば『ジーンズに一番似合うから』という率直な回答になる。
足元がスッキリすることによって、ジーンズの裾が絶妙に落ち着くのがデザートブーツの良さなんだろう。
コストパフォーマンスにも優れているし、似たデザインのものがセレクトショップにも沢山置いてあるので見かける人も多いんじゃない?
この他のシューズについてはこちらの記事が参考になると思う。
ジーンズのスタイル別コーディネート
ジーンズに似合う服装が分かったと思うので、次は着こなし方に移ろう。
王道的なものから、最近のトレンドを押さえたものまで紹介していこうと思う。
アメカジ
ジーンズと言えば一番に挙げられる王道ファッションとして『アメカジ』を外すことは出来ない。
「アメリカンカジュアル無しにジーンズを語るべからず」
かの有名な孔子も言っていたとか?
合わせる洋服も王道になり、トップスで言えばチェックシャツやカレッジスウェット、パーカーや同素材のデニムジャケットなど。
昔はインチアップなどで少しダボついたファッションが多く見られたが、現在のアメカジが主流とするのはタイトシルエットをお薦めする。
シューズはスニーカーやブーツがコーデのメインとなってくるだろう。
フレンチカジュアル
フレンチカジュアルの大まかな定義は良く知らないが、結局のところ『品の良いカジュアル』と押さえておけば何も問題ない。
APCなどのリジットデニムにルミノアやセントジェームスのボーダーを合わせたようなシンプルでいて、どこか品の良さを感じさせるような。
そんな品の良さはデニムにも表れているんだと思う。あまりやり過ぎな感じが少ない比較的普通に近いものをイメージしておけば間違いないね。
ジャケットやシャツと濃紺のデニムという組み合わせは、普通であり永遠だ。
イタリアンカジュアル
ちょっと前に『ちょい悪オヤジ』なる言葉が流行ったが、その時の流行が正にイタリアンカジュアルだ。
からだにフィットするタイトなファッションがメインとなり、ある程度鍛えられた体がないと着こなせない。
デザインも少し派手目なモノが多く、好き嫌いは一番分かれそうなスタイルだ。
まとめ
もっとたくさんのコーデを紹介するところが今日はこの辺で・・・。
近いうちに、他のコーデ方法についても随時紹介をさせていただくため、しばらくお待ちいただきたい。
とにかく、ファッションにおいてジーンズは無敵のコーディネートアイテムであり、その永遠不変のデザインは今後も変わることが無いと思う。
リーバイスやLEEなど、ヴィンテージになるものも多いが基本的なスタイルに大幅な変更はない。
ここまでつらつら紹介してきたが、最終結論を言ってしまうと・・・・
何でも合う
これを言ったらおしまいか・・・
ジーンズはサイズ感がすべて
ジーンズに合う服は理解できたと思う。
大事なのは気に入ったデニムが、自分に似合うかどうか。
自分にマッチするかどうかを判断する材料は、8割方サイズ感で決まってしまう。
ジーンズサイズに関しては、以下記事に詳細をまとめている。
きっと、あなたにピッタリなデニムを見つけることに役立つはずだ。
コメント
いつも楽しみに見てます。
デニムに合わせる服は無限にありますよね。
でもアメカジの一言では、さすがにもう一声下さいという感じです・・・
期待してたのに、あれ?終了みたいな?
更新楽しみにしてる一人なので暇なときに追記して下さいね。
emirinさん
問い合わせありがとうございます。
すいません・・・更新しようと思いながらいつも忘れてしまうんですね・・・
必ず追記しますんで、しばしお時間ください。
よろしくです。