プーマのスニーカーは、ナイキやアディダス、NBと比較するとメジャーなモデルはそれほど多くない。
というよりも、私はPUMA SUEDE(プーマスエード)以外の人気モデルを聞いたことがなかった。
そもそも流通量がまったく違うので、あまり人と被りたくない人におすすめしたいのはPUMAということになる。
最近かみさんが買った『CLYDE(クライド)』を見て、結構良い雰囲気のモデルだと思った。
というよりも、はっきり言ってしまうとクライドとプーマスエードの違いが良く分からない。
プーマスニーカーの名作であるスエードとの違いに触れながら、PUMA CLYDE(プーマクライド)について紹介していこう。
プーマスニーカーの名作『SUEDE』『CLYDE』の違い
プーマのスニーカーで最も人気が高い一足を選べば、SUEDE(スエード)で間違いないと思う。
そもそも、プーマSUEDEは定番中の定番スニーカーのポジションにあるものの、具体的な製品名があるわけではない。
私は、このスエードの正式名称が「CLYDE(クライド)」だと思い込んでいた。でも、実際にはこの2足は別のもの。
プーマスニーカーの定番モデル「スエード」、「クライド」の違いはどこにあるのか。
キャットアイコン
プーマSUEDEとCLYDEを比較したときに、一番判別のつくポイントになるのがヒールにあるキャットアイコンの有無。
ここでどちらのモデルなのかが、判別付くわけだ。
かみさんが買ったPUMA CLYDEにはキャットアイコンが付いていない。この時点で、このプーマのスニーカーはクライドだと判断できる。
ヒールで判別のその手前で、スエードなのかという点が来るのは言うまでもない。
キャットアイコンの動物は?
ちなみにPUMAブランドのロゴはあまりにも有名だが、実際に何の動物なのかは知らなかった。
小学生の頃は、チーターやヒョウという意見も多かったが、実際にはピューマがモデルになっている。
PUMAは英語名・通俗名称であり、正式名称はピューマということ。ネコ科の動物で地上最足なのはピューマではなく、チーター。
チーター・・・100-120km
ライオン・・・80km
ピューマ・・・64-80km
ヒョウ・・・58km
トラ・・・49-65km
ピューマはネコ科最速ではなく、3番目なんです。豆知識でした・・・
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『CLYDE』ロゴの有無
プーマスニーカーのスエードとクライドの2足、キャットアイコンの他に見分けられる部分と言えば『CLYDE』のロゴが入ってるかどうか?
フォームストライプ(流線型の側面パネル)に若干の違いがあるようだが、素人が見てもその違いは良く分からない。
なので、CLYDEのロゴが入っているかいないかで判断するのが一番速いわけだ。
ちなみにこの『CLYDE(クライド)』の意味は、NBAで殿堂入りした名プレーヤーであるウォルト・フレイジャー氏の相性の「CLYDE」からきている。
プーマスエードのウォルト・フレイジャーモデルがCLYDEというわけだ。
ファッションブランドとのコラボレーション
1998年にジルサンダーとコラボしたのをきっかけに、ファッションシーンにおいてもその名を轟かせたプーマは、以降様々なブランドと別注モデルを作成している。
フセインチャラヤンや、最近ではロンハーマンとコラボしたスエードモデルなどが個人的にお気入りのモデル。
スエードベースで作られたクライドも、同じ血筋を引くモデルなわけでファッションと上手く馴染むところも人気が高い理由なわけだ。
スエード・クライドの特徴
プーマを代表するスエードとクライドの特徴と言えば、やはりその細身のフォルムに集約されている。
オリジナルが発表された1968年から、何度か復刻版が発売されているが発売当初のフォルムからかけ離れていた時期もある。
今のフォルムはオリジナルとほぼ変わらない美しさ、トウの細さやスエードの毛羽たちについてもオリジナルに近いものになっている。
このスエードの質感と細身のフォルムが、スエード及びクライドの生命線なわけ。
まとめ
プーマのスニーカーを代表するSUEDE(スエード)とCLYDE(クライド)の違いと、その2モデルの特徴を紹介した。
プーマのスニーカーとして定番のスエードは、他のナイキやアディダスの有名なスニーカーと同様に知名度が高い。
アディダスで言えば、キャンパスやガッツレーと同様のモデル的位置づけとなり、ナイキで言えばブレーザーのローカットがこれに当たるかな。
そのどのモデルと比較しても、シャープなフォルムが女性の足元にピッタリ馴染むのがプーマだと感じた。
スエードとクライドの違いはそれほどないので、あまり気にならない方はどちらを買っても損することはないと思う。
これからのシーズンに向けて、スエードスニーカーをお探しのレディースにおすすめしたい一足なことは間違いないのだ。
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