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UGGのムートンブーツが激安?真偽を検証した結果をレビュー

 

UGGのムートンブーツを娘にプレゼントした。

 

小学生が生意気にUGGなんて履くことないだろうに・・・

近所のABCマートで売ってるVANSのムートンブーツで誤魔化そうと思ったが、サンタさんにお願いされた手前用意せざる負えない・・・

 

年末の物入りな中、なるべく安く済ませるためにネット通販を利用して購入してみることにした。

このネット通販を利用することに抵抗があったのは言うまでもなく、偽物の可能性があるため。

 

正規販売店ではなく楽天・amazon等で購入したものは、本物なのだろうか?

検証も意味も込め、UGGのムートンブーツ「ベイリーボタン」をレビューする。

 

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UGGのムートンブーツの真偽を検証する

 

市場に流通するUGGのムートンブーツは、一体どれだけの数量があるのだろう?

10年前がピークかとも思ったが、冬の定番ブーツの一つとして今でもそれなりに人気が高い。

 

昔からあるクラシックミニ等は、値段もこなれているせいかネットショップの販売ランキングでも上位を占める。

何よりも、ムートンブーツの強みはその温かさがすべて。

 

UGGが人気が高い理由は、そのボアのボリューム感と作りの良さによるところが大きいんだろうね。

 

楽天の「FEDE SELECT SHOP」で購入

娘のクリスマスプレゼントにUGGのムートンブーツ「BAILEY BUTTON Ⅱ」を購入。

9歳になる娘の足サイズは22cmだが、来年も履けるように1サイズ大きめをチョイスした。

 

小学生が生意気にUGGのムートンブーツを履くのは、若干尺に触るもののサンタさんにお願いされた手前、調達せざる負えない。

クラシックミニをおすすめしたが、ベイリーボタンⅡが良いということなので娘の意向を尊重した。

 

FEDE SELECT SHOPを選択した理由は2点。

Z-CRAFTやジャングルジャングルの方が、レビュー件数は高かったもののベイリーボタンⅡのグレー在庫が無かったことが一つ。

 

もう一点は、単純に時間が無かったためレビュー件数は低いものの、満足度が高かったため即決した。

 

UGG BAILEY BUTTON Ⅱの仕様

モデルNo.:1016422

モデル名:MINI BAILEY BUTTON II

公式価格:25,920

アッパー:ツインフェイスシープスキン(撥水・防汚加工)

インソール:シープスキン

ヒールカウンター:カウスエード

アウトソール:Treadlite by UGG™ *

シャフト高さ:約14cm

※UGG公式HPより引用

 

公式HPの価格は25,920円、今回FEDE SELECT SHOPで購入した価格は12,600円。

価格差は13,320円と半額以下の金額で購入できた。

 

ハワイのUGGで購入するのと、ほぼ変わらない価格帯で購入できたことになる。

これが偽物で無ければ、かなりお得感の高い買い物になったわけだが、果たしてその実態は如何に?

 

クリスマスに届いたUGGのムートンブーツ

ショップの対応は早かった。

発送はクリスマスイブ、その翌日のクリスマス当日に商品が届く。

 

商品が到着した日の朝に、娘からサンタが来なかったとブーイングを浴びた。

サンタが来るのって24日だったっけ?

 

とりあえず「配るこどもの人数によっては、1日遅れることはよくあることらしい」と説得を行い、今日中に届くことを伝え納得してもらうことに。

 

娘の手に渡ってしまっては、真偽の確認ができない。

娘が寝るのを待って、UGGブーツを検証することにした。

 

真偽の検証方法は公式サイトを参考に

UGG公式「AUTHENTICITY」より引用

以前、UGGのムートンブーツを紹介した際にも取り上げさせていただいた。

 

UGGの公式ホームページには、偽造品の判別方法を案内しているページがある。

まずはこの公式ホームページの情報を頼りに、私が購入したUGGのムートンブーツが本物かどうかをレビューする。

 

ここで一点気付いてしまった。

正規取り扱いサイトを調べられる検索窓の冒頭URLが、

 

https:// ではなく http://

 

だということに・・・

現在のSSL化されたサイトはほとんどが、https://で始まることを考えるとまったく意味がない。

 

ブランドの公式サイトで偽物の見分けを載せているケースは少ない。

おそらく、情報を流すことで簡単に偽造されてしまうからなんだろう。

 

公式サイトに載せられた偽物の判別方法は、昔の販売モデルにのみ適応されるものだと思ったほうが良い。

 

いきなり躓いてしまうとは思いもしなかったが、仕方がないのでここから様々なサイト・ショップから情報を拾い上げていくことにした。

 

UGGのムートンブーツの真贋を見分ける際に大切なのは、本物が届いたと思わないこと。

 

偽物だと思って目の前のUGGブーツを見ることで、フラットにものを見ることができるのだと思う。

人間、自分が買ったものを正当化したい気持ちが必ず働く。判断を間違えないよう、疑ってかかることが大切だ。

 

箱のデザインは公式ホームページで案内されたものとは違うものだが、作りはしっかりしたものになっている。

年代や型番によっても違いがある部分なので、ここで真偽を判断するのは難しい。

 

正規代理店デッカーズジャパンから仕入れている楽天のお店の情報からすると、2017年以降の箱種類は2種類。

詳細は以下になる。

 

GMMSTOREより引用

販売元のデッカーズジャパンのステッカーが無いだけで、箱自体は何も問題は無さそうだ。

ネットで調べると、色々な偽物の見分け方を示すものが出てくるが、最新の情報でないと意味がない。

 

なぜなら過去の判別方法を分析し、それに対応してくるのが模造品作成のプロ。いたちごっこはいつまでも続くわけなのさ。

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箱シール+QRコード

シールのデザインは良くできている・・・

こんな言い方をすると、まるで偽物を買ったかのようだが、確認は注意深く行うことが大事だ。

 

公式サイトには案内が無かったが、QRコードが付いてるのがデフォルトなの?

私が買ったUGGのムートンブーツにはQRコードは付いていなかった。

 

FEDE SELECT SHOPのサイトには、QRコードをカットしてある等の注意書きはない。

2017年以降、その仕様が変わった可能性が高い。

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包装紙

ブーツを包んでいた包装紙にもUGGの文字が見える。

最近のコピーは、この辺の細かいところまで再現するのは容易にできるだろう。

 

でも、ひとつひとつを見極めていけば、それが本物かどうかの判断まで辿り着けると思う。

いまのところ、QRコード以外に怪しいと感じる所はまったくない。

 

梱包の仕方も丁寧だし、取り出したUGGムートンブーツの質感も特に気になる点はない。

ここから商品の詳細部分について、見ていくわけだがこれで偽物だったら正直まったく見分けがつかないと感じる。

 

スーパーコピーとは、このレベルのものを言うんだろうな。

もし仮にこのムートンブーツが偽物だったとしたら、所詮UGGの商品も大したことが無いということになってしまう。

 

踵ロゴと縁取り

踵の『UGG』のロゴマークと、縁取りの配色に関してはまったく問題が無いことが分かる。

2016年以降のタグには『australia』の文字が無くなっているため、この点はまったく問題ないだろう。

 

どうせなら公式ホームページのロゴマークも更新してほしいところ。

新旧で明示しておかないと、勘違いしてしまう人が増えてしまう。

 

模造品が増えすぎたことで、敢えて情報を出さない方向に方針を切り替えたのかもしれない。

模倣させないために、情報を出さないことにしたのであれば、いっそのこと全ての情報を削除してしまえば良いのに。

 

左足サイズタグ

左足中部に縫い付けられたセキュリティタグも、デッカーズから仕入れているGMMSTORE案内の画像のものと同一だった。

これはモデルによって、パターンが分かれているが昔の『UGG』文字のホログラムは廃止された可能性が高い。

 

ホログラムも簡単に模造されているケースを見かけたので、別のものに切り替えたのだろう。

 

ソールの屈曲性

ソールの屈曲性は、UGG公式サイトの案内通り反り返る。

想像以上に真贋の見極め項目が多すぎて、若干面倒になってきた・・・

 

もはや0時を回り、手早く済ませて眠りたい・・・

 

ステッチワーク

アッパーの縫い付けはきちんとされており、雑な感じはまったくなかった。

とはいえ並行輸入品は正規代理店を通していないため、ある程度のバラツキは必ずあるはず。

 

たまたま私が買ったものが当たりだったのかもしれないし、個体差問題なのかもしれない。

変な糸くずが入っているわけでもなく、縫い方も丁寧な仕事ぶりだった。

 

太陽柄ソール

ソールの材質は『Treadlite by UGG™』 を採用していることが、ベイリーボタンⅡのアップデートされた新機能の一つ。

軽さ・柔軟性・耐久性・クッション性とグリップ感を高めた新構造のアウトソールらしい。

 

太陽柄のデザインは変わらず、機能性を上げているわけだ。ここで真贋を判断するのは難しい。

スーパーコピー品も、この辺は研究しつくしているはずだから。

 

シープスキン

UGGはグレードAのツインフェイス・シープスキンを採用しているだけあって、触り心地は極上のひとこと。

この質感の肌触りを実現しているのであれば、もはや偽物だろうがどうでも良くなってくる。

 

内側を調べてみると、縫い合わせされた形跡は一切なく、肌触りも心地よい。

この品質で偽物なんてことがあるんだろうか?

 

匂い・レザーの質感

偽物のUGGムートンブーツは、リアルなシープスキンを使わずにフェイクレザーを使うケースがある。

内側のファー部分を接着剤で付けるケースがあり、箱を開けた際に科学臭がしたら偽物の可能性が高いと言える。

 

購入したUGGのムートンブーツは、シープスキン特有の匂いがしたのと、アッパーの革質から判断するに羊革なのは間違いない。

 

まとめ

今回私が購入したUGGのムートンブーツについて、これが本物かと聞かれたら・・・

 

95%の確立で間違いなく本物だと思う。

これだけ精巧に作られた偽物があるのであれば、UGGブランドに関わる人でも判別することは相当困難なはずだ。

 

単純に100%と言い切れないのは、QRコードの問題とやはり正規代理店から購入していないということ。

 

本物のUGGムートンブーツがほしいのであれば、やはり正規代理店を通して購入したものでないといつまでも『偽物』の文字が頭をかすめる。

かみさんが持っていたUGGと比較したかったが、すでに処分してしまった手前、どうにもならない。

 

価格優先であればネットでもOKだが、絶対確実に正規品でないと嫌という人は正規店で買うことしか方法はない。

ある程度履き込んだ時点で、どれだけ消耗するかをまたレポートさせていただこう。

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