春先になればまたレザーを着れる季節がやってくる。
レディースが着こなすレザージャケットは、コーディネートの幅が広く見ていて新鮮なものが多い。
レザージャケットの良さは、流行に左右されることの無いデザイン性と、コーデした時の存在感の強さだと思う。
そんなメリットがある中、女性が中々コーデに取り入れないのはなぜなんだ?
女性にとっては存在感が強すぎるがゆえに、コーディネートがハードになり過ぎてしまったり、レザーの持つ独特の『重たさ』を気にして取り入れない人も多い。
合わせるアイテムを間違えなければ、ハードになり過ぎることも無くナチュラルに見せる事も出来るのだ。
今回は革ジャンを取り入れたソフトな着こなしについて紹介させていただこう。
今春のおすすめは下記を参考にしてみてほしい。
なぜハードに見えるのか?
http://fashioncore-midwest.com/
革ジャンというと真っ先に頭に思い浮かべるのが『パンク』『ヘヴィーメタル』などのハードなスタイルなんじゃないのかな。
これを真っ先に思い浮かべてしまうから、買う前に躊躇してしまうんだと思う。
「さすがにこんな恰好はできないわ・・・」
そう考えてしまうのも仕方の無いこと、でも最近の革ジャンはもっとソフトな着こなしにも合うようなものばかり。
食べず嫌いにならずに、まずは試着してみることをオススメする。
いつもとは違う自分に出会えたことで、コーディネートの幅は確実に広がるのだ。
革ジャン初心者が気を付けるポイント
黒以外のカラーを取り入れる
http://libraryfukuoka.blog65.fc2.com/
革ジャンが重たく感じてしまうのは、『ブラック』というカラーに原因がある。
それを排除してしまえば、意外と合わせやすいものだと気づくはずだ。
特にベージュやキャメル、ライトグレーやネイビーなど、これらのカラーを取り入れるだけでもまったく見え方が変わってくる。
まずは、ブラック以外のカラーを試着してみることから始めよう。
Wライダース以外のモノを合わせる
ダブルのライダース自体がかなりハードに見えるため、まずはこれを避けるようにしよう。
バンドマンやバイカー要素が強すぎる分、革ジャン初心者が手をだすと痛い目に逢うだけ。
黒色とダブルの仕様でないものを選択するように。
この二つを排除するだけでも、随分とハードルは下がっているはずだ。
選ぶべきはノーカラーorシングル
ノーカラーのレザージャケットは雰囲気がまったく違う。
レザーのハードさを中和してくれるデザインなのか女性らしいフェミニンさも合わせ持ってる。
ピンクベージュやキャメルなんかは、どれもコーディネートする際にソフトな印象を与えることが出来る。
レザージャケットの最大のメリットとも言える高級感も兼ね備えている。
ノーカラーデザインでは無くても、シングルタイプを選んでおけばコーディネートの幅はかなり広がることは間違いないだろう。
どうしても黒を取り入れたいとき
ファッションは足し算でもあり、引き算でもある。
革ジャン初心者が黒のハードなWライダースを着たかったとしたら、大幅にコーデをマイナスしていけば良いだけの事。
革ジャン自体が存在感ありありなので、普通のアウターがプラス1で計算するところ、プラス3くらいの効果がある。
その分をコーデから引き算していけば、はたから見ればソフトな印象に持っていけることが出来ると思う。
その引き算の最高のアイテムが『パーカー』なのだ。
このパーカーを加える事で、レザー単体で見た時よりもかなりカジュアルな雰囲気が出ると思う。
合わせて、足元にはスニーカー、ソフトなスウェットorニットスカートにレギンスなんか合わせたら、あっという間にハードな印象は消えてしまうだろう。
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革ジャンコーデ厳選5選
キャメルカラー
カラーが黒で無くなるだけでも、まったく印象が変わってくるからコーデの色味は重要だ。
何気に、足元にはベージュのヒールを合わせているところがポイント。
余談になるが、ベージュのヒールやパンプスなどは肌色と同化して、脚を長く見せる効果を合わせ持っている。
コーディネートの一助となれば有難い。
レザージャケットのシルエットに合わせて、ネイビーのスキニーパンツを合わせるとだいぶ大人な印象を与えられる。
インナーにボーダーをチョイスすることでカッチリ過ぎない、カジュアルさを残したバランスの取れたコーディネートを実現しているのだ。
Wライダース
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普通に着たら黒ダブルのライダースは、ハードに見えてしまうところ。
ライダースジャケット以外を全てボルドーでまとめたことで、フェミニンな印象の方が勝っている。
ストールからスカート、タイツにブーツまで全て同色で統一したコーディネートは、レザージャケットコーデの参考になるんじゃないかな。
横展開して、ネイビーで統一したり、グレーを使ってみたりしても応用が利くため、非常に参考になるコーディネートと言える。
シングルレザー
これから春先にも通用するコーディネート、ベージュのシングルライダースにボーイフレンドデニムを合わせた抜け感のあるコーデ。
足元はペタンコのパンプスかバレエシューズを合わせて、ユルさを演出させる。
メンズが同じコーデをしたら、間違いなくハードになる装いでも、レディースが取り入れることによってシルエットはまったく違ったものになる。
最近の流行に乗ったコーディネートだと言える。
ノーカラー
ソフトな着こなしには、ノーカラーが一番。その中でも薄めのベージュあたりをチョイスすることで、かなり落ち着いた大人の印象だ。
インナーにホワイトのニットを合わせれば、かなり甘いテイストを残した女性的な雰囲気。
下半身は、何を合わせてもハードになることは無いが、プリーツスカート等を合わせることで一気にフェミニンなコーディネートが完成。
スカート丈は、やはりミディアムくらいが今の雰囲気と合ってるかな。
ダークブラウン
ハード過ぎるコーデは嫌だけど、ソフト過ぎるのもちょっと物足りない、なんてわがままな女性には、中間色のダークブラウンがピッタリだ。
コーデする服装も、少し大人っぽい感じのものでまとめることで、甘くなり過ぎない。
レオパードのスカート自体が、レザーと同じくらいのインパクトがあるが、足元をブーティにして全体的にシックなコーデでバランスを取っている。
各アイテムのバランスを間違うとキマらないため、サイズ感に自信のない人は見合した方が無難なコーデと言えると思う。
まとめ
レザージャケットを合わせたいけど難しそう・・・
そんなイメージだった人も、今回のコーデを参考にしてもらえば解消するのではないだろうか。
レザーは存在感が強いというだけではなく、春・秋に着れるしデザイン自体がすぐに変わるようなものでもない。
着続ける事によって、自分だけの味が楽しめるヴィンテージデニムのような存在なのだ。
今回は、ソフトなコーディネートをすることに主眼を置いていたため、大人の雰囲気を感じさせるようなコーディネートは載せていない。
また機会があるときに、大人のレザーコーデについて紹介させていただこう。
今春のおすすめはこちらの記事も参考にしてみてほしい。
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