『おしゃれになりたい』
『おしゃれになるには何から始めればいいか分からない』
『最近気になる女の子ができたんだけど、どうせダサイ自分なんか相手にされない・・・』
『おしゃれになるためにオシャレな洋服を買いに行きたいけど、今の服装がバカにされそうで買いに行けない・・・』
要約するとこんな問い合わせをしばし受けることがある。
そんな時に私が出す回答は一つ。
恥かいてもいいから色んな服を着まくれ!
そして1000万くらい使った頃には、結果として勝手におしゃれになってるから!
結局それ以降返信が無くなるわけだ・・・
なんで真面目に答えているのに返信が無くなるのか?
きちんと属性を考えていなかった。そうか、この問い合わせをくれた人達は、おしゃれになりたいと思っているファッション初心者の人達なんだ。
どういうカテゴリーがあって、どういう風にコーデすればいいのか分からない。それ以前の問題で『洋服ってどうやって合わせればいいの?』という基本的なこともまだ分からない人が対象なのだ。
もっともっと手前にいる人達ということ、何から始めればいいかも分からない、言わば思考停止状態とでも言い替えられるか。
ちょっとこの辺を真面目に考えてみた結果、服をレンタルすることが出来れば手っ取り早い。なんて思っていたらそんなサービスがメンズでもスタートしていた。
これはオシャレになりたい男性には非常に有効だと感じたので今回紹介させていただく。
私が実際に利用した感想をレビューしている。
気になる方はこの記事も読んでみてくれ。
メンズファッションの月額レンタルサービスleeap
スタイリストが自分に似合う洋服を選んでくれる
※サービス内容は2016年9月19日現在のものになります。
最近始まったあるサービスというのは、メンズファッションの月額レンタルサービスleeapのことだ。服をレンタルするという発想自体私には無かった。
レディースでは少し前より服のレンタルサービスがブームになっていたが、メンズに関してはスーツのカフスやネクタイなど限定的な取り扱いのみに終始、肝心の洋服自体をレンタルできるサービスは皆無だった。
このサービスの素晴らしいところは、担当についたスタイリストがあなたの体型的な特徴を考え、あなたの望むファッションの傾向を基に、コーディネートを選択し提案してくれる。
スタイリストがコーデを選んでいる間に、あなたがしなければいけないことは何だろう?
家でコーディネートが届くのを待つだけなのだ。そうただ待つだけという至ってシンプルなサービスである。
まずファッション初心者が陥ってしまう『何がおしゃれなのか分からない』という問題に対しては、担当スタイリストに相談できることは非常に大きい。
まず、この相談をすることが出来ないから悩むのだ。
自力でオシャレなセレクトショップに出向き、やっとのことでイケてる店員に声をかけ試着を行い、初めは内心『ダサイおれのこと笑ってるんだ・・・』と勝手な妄想をしながら、似合っているのかどうかも判断できずに、こみ上げてくる恥ずかしさから『この場から早く立ち去らないと』という心理状態に追い詰められ、その状態から解放されたくて急ぎ服をレジに持っていく。
家に帰って着てみたら全然似合わない・・・
そう、昔の私の事だ・・・おそらくお店の店員さんは何も思っていなかったんだろうが、10代だった私は被害妄想に憑りつかれ、渋谷・原宿のおしゃれな店内で意識朦朧状態だった。
こんな切なくて苦い思いなんてしたくないだろう・・・
まずは恥をかかないためにも、leeapを使いベースを作ることから始めよう。そのために自分の担当スタイリストとコミュニケーションを取りながら、どんな系統のファッションにしたいのか?
いや、何よりも自分に似合うものは何なのか?
ここを正確に把握し、自分のストロングポイントを認識できるようになることを目的にすることが結果、おしゃれなメンズになる近道なのだ。
料金体系は2通り
料金体系は2通り、まずは1万円以内のベーシックプランで試してみるのがスタンダードな使い方かな。最初の3か月は月に2回、計4コーデ送付してもらえるので、ここでスタイリストと相談しながら色々とベースを作っていくと良い。
無料会員になるだけではleeapマガジンというメルマガみたいなものしか利用できない。プレミアムプランは試してみて良かったら変更するのがベターな選択だと思う。
なのでベーシックプラン7800円/月1回(※最初の3か月は月2回)で試すのがおすすめだ。
押さえておかなければならないブランドは揃っている
月額レンタルサービスの料金も定額で7,800円とかなり低い金額設定だ。セレクトショップでカットソー1枚買ったら終了の金額と言っていい。
ファッション初心者としては『取り扱いブランドがゴミなんじゃ?』と不安に思う人がいるのも当然のことだと思う。
ここについてはまったく問題ない。
日本3大セレクトショップのBEAMS、UNITED ARROWS、SHIPSが入っているだけで十分なところだが、ベイクルーズ系列のJOURNAL STANDARD、EDIFICEの2店舗に、URBAN RESEARCHI、nano universe、AMERICAN RAG CIE、最近絶好調のSTUDIOUS、モテるサラリーマンが着てそうなTOMORROWLAND等、セレクトされたショップについては申し分ない。
普通にカジュアルからキレイ目までトータルで揃えることができる幅広さだ。
俗に言うセレクトショップオリジナルという、自社PBブランドをメインに提案を受けることになると思うが、この辺のセレクトショップのオリジナルについては安心して着れるもの。
『安心』は何を指すかと言えば、どんなに高級志向な奴だろうが、生粋のオシャレ野郎だろうが、誰もが知っているということ。
あなたが気になる彼女に『服どこ買いに行くの?』と聞かれ、この辺を言っておけば知らないということは無いし、意外と同じブランドを着ていることで親近感が生まれるかもしれない。
これがブランドが担う役割であり、存在価値なのだ。
日本で言う一流のセレクトショップが取り扱う商品を1ヵ月7,800円で利用できるのは、単純に何のリスクもない、むしろセレクトショップ側は赤字じゃないのだろうか?
手持ちのワードローブの相性からコーデを考えてくれる
はじめからすべてコーディネートを揃えようとしても、中々揃えるのは難しい人もいると思う。
この辺は柔軟で、あなたが手元にもっているアイテムを伝える事で、そのアイテムに合わせてコーディネートを考えてくれるのだ。
いきなり一式揃えようと思ったら結構大きな金額になってしまうことにも繋がるし、この辺は上手く利用して最短でおしゃれにつながる道を探ってみよう。
まずは手元アイテムの中で使えそうなものがあれば、画像に取って送るだけ。自分の手持ちアイテムと、担当スタイリストが提案してくるアイテムと両方をうまく組み合わせてコーディネートを考えることができるのだ。
気に入ったものは購入できる
当然ながら提案を受けて気に入ったものについては、そのまま購入することができる。
ここもポイントのひとつになるのだが、基本的に店頭で試着した時には気付かなかったことが普段着ることで分かることがあるということ。
これは良いことも悪いことも両方あるが、悪い方向に振れることが圧倒的に多いと感じる。それは微妙なサイズ感によるところと、カラーや柄によるところが9割だ。
店頭では何も問題なかったはずのサイジングも、他に合わせる服によってはまったく見え方が変ってしまったり、チェック柄などは家に帰って着てみると『何でこんなものを選んだのか?』と自問自答してしまうことが度々あった。
ベーシックプランは月に1回(1回に2着)コーディネートが送られて来る。1回目に届いたものを着用・納得・気に入れば購入すれば良いし、気に入らなければ洗濯する必要もなく返送するだけで良い。
登録間もない3ヶ月は、月に2回コーディネートが送られて来る。これは細かいサイズの確認や本人の好みを知るために回数を増やして、アジャストさせてるわけ。
ここは結構手厚い対応をしているなと感じる点だ。
1回目のコーデを返送もしくは購入しないと2回目のコーデは送ってもらえない。
着用期間がある中で選択できるのは非常に大きなメリットだ。しかもアパレルという性質上、返送したものがもう一度使えるとも思えない。
ここはユーザビリティが高いと素直に感じられる部分だからこのサービスを紹介している。
納得がいくまで自分の手持ちアイテムとコーディネートでき、周りの友人・知人の反応も伺いながら嫌だったら返送できる。
幅広いサイズに対応できる
『おれはチビだから、そもそも洋服が似合わない・・・』
『ただのデブなオレがおしゃれになんてなれるわけない・・・』
こんなマイナス思考の塊のようなあなた?!
leeapのサービス対象者は160~なのでほとんどの方が対象に入ってくると思う。そしてサイズ展開もS~XLサイズまで幅広く取り扱っている。
サービス開始の有料会員登録の時点で詳細なアンケートに記入する必要があり、その項目の中には当然体型の項目も備わっているので安心してくれ。
この辺はスタイリストと相談しながらになるが、ガリガリ・ぽっちゃりで似合うファッションというのも異なってくる。
ここをはき違えてしまうと一生理想と現実のギャップは埋まらないということになる。
『自分に似合う服はどういうものなのか』
体型を活かしながら最大限に似合うコーディネートを見つけることに集中するのだ。
相談のやりとりはLINE@
現代人は良いね・・・
こんなSNSツールがあるからね。
私の時代はこんな便利な物は無かったし、まだインターネットなんてものも存在していなかった。恥をかくのを覚悟で突入するしかなかったわけだ。
これが電話や対面でのやりとりだったとしたらどうだろう?
女性経験が豊富だったり、得意であれば問題ないだろうが苦手だった場合、本来伝えたいことの3割も伝える事が出来ないんじゃないかな?
『内心ダサイと思われているんじゃ・・・』
『自分のこころを読まれているのでは・・・』
LINE@であれば、そんな苦労も必要なく思ったことがそのまま伝えやすいと思う。大事なコミュニケーションを手軽に行えることは大きなメリットだ。
特にファッションについてよく分からない初心者の方は、心理的なハードルが大分下がるんじゃないかな。
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デメリット
良い面だけしかないサービスなど存在しない。当然、メリットがあればデメリットも存在する。その辺について見ていくことにしよう。
コーディネートがキレイ目(無難)
http://daigaku-fashion.com/ http://daigaku-fashion.com/
ここに尽きると思うが、取り扱うショップが大手セレクトショップとなるとおそらくアイテムもショップオリジナル商品になるだろう。
ということは、キレイ目なコーディネートの組み合わせが増えてくると予想している。奇抜でブロークンなストリート系やダボっとしたコーデはあまり出ないような気がする。
これはスタイリスト一覧で見かける女性が、絶対に選ばないだろう分野だと予測して話しているので、実際は違うかもしれないが。
ただ、一般におしゃれになりたいと望む人の傾向は、このキレイ目に少しアレンジを加えた傾向のものである場合がほとんどだ。
要はこの基礎的なところさえ理解できれば、応用が利くので自分で判断が出来るようになってくる。そうなると、leeapで取り寄せた服を着て、自分の足でセレクトショップへ買い物に行くことが出来るということだ。
デメリットの話がメリットの話になってしまった・・・
その他の不安要素を以下に挙げよう。これは実際にleeapを利用する前に取ったアンケートと、実際に利用した後の心境がどうだったかを比較できるものになっている。
サービス利用前の不安
サイズやスタイリストとのコミュニケーションについての不安がほとんど。
この辺が一番引っ掛かるポイントなのかもしれない。
サービス利用後の心境
実際に利用後の心境としては、スタイリストとのコミュニケーションが効果的なのか、たとえ初めの品が自分の好みでない、サイズが微妙に合わない等が起きても2ヵ月目には解消出来ているケースが多いのだと感じる。
スタイリストとのコミュニケーション
これが一番の売りなので、当然と言えば当然なのかな?
まとめ
ファッション初心者が待ち望んだサービスの一つと言って間違いないのではないだろうか。
自分を担当してくれるスタイリストに希望を伝え、そのコーデを送ってもらう。
おしゃれになりたいメンズにとってleeapはその一助となってくれるだろう。ただ、そのサービス期間を自分で設定することも忘れないように。
これは自分の『ファッションの型』ができるまで。
ファッションの知識、コーディネートバランス、カラー等、この辺が分かってくると自分で色々と選びたくなってくる。
はまる人間はここからファッションの虜になってしまうのだ。まさに私のように・・・
外見が人に与える影響は大きく、服装が変わる → 気持ちが変わる → 自信が付く → 物事がうまくいく → プラスのループが続く・・・
というように服のレンタル代月額7,800円の金額はきっと無駄にはならないだろう。
leeapはファッションの基礎学習を学ぶ学校みたいなものだ。
基礎を身に付けさえすれば、応用はいくらでも効く。自分でアレンジできる基礎を作るためにもleeapを試さない理由はない。
少しでも興味があれば検討してみてくれ。きっとその効果は計り知れないはずだ。
詳細は私が試したので、こちらの記事を参考にしてほしい。
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