スポーツウェアをファッションに取り入れるのはもう当たり前、スーツにスニーカーなんて外しはスタンダードな時代になっちゃった。
そんなスポーツファッションが全盛期の今、人気急上昇なアイテムがマウンテンパーカーなどのナイロンジャケットやウインドブレーカーなど。
ちょっとメンズライクなデザインのものが多かったが、女性らしいシルエットの反映とその実用性の高さから注目を浴びている。
今回はそんな実用性も抜群なスポーツファッションの中でも、ウインドブレーカーとその他ナイロンジャケットについて紹介させていただこう。
ウインドブレーカー・ナイロンジャケットの特性
風による体温の低下を防ぐことを第一の目標としているが、軽い雨をしのげるよう生地の表面に撥水加工がされているもの、肌当たりを良くするために裏地をつけたもの、内部の蒸れを軽減するために透湿フィルムやベンチレーターをつけたものなど、様々な付加的機能を持つものが存在する。by Wikipedia
ウインドブレーカーは通気性や速乾性が高いものが多く、基本的に『シャカシャカ』したナイロン素材の薄手のアウターを指す。
ナイロンジャケットは、その派生形のものと定義してしまおう。
マウンテンパーカーやウインドブレーカーとはデザイン的に少し変わるが、ナイロン性のものをまとめて紹介することにする。
この手のスポーツウェアは実用性が高いことはいうことなく、最近はファッション性の高いものが多く世に出ている。
パタゴニアやノースフェイス等のアウトドアブランド、アディダスやNIKEなどのスポーツブランドのものが有名だ。
最近はセレクトショップの別注品やオリジナルでもこの手のものが増え、選択肢は数限りなく出ている状況だ。
おすすめのウインドブレーカー
adidas(アディダス)
スポーツブランドの中でもNIKEと並び、ファッション性の高さは随一。
アディダスのウインドブレーカーは『The FARM Company』というブラジルのブランドとコラボレーションしたもの。
この発色の良いフラワーデザインは、伝統的なバリアートをモチーフにしたものだ。
アディダスのマークは胸元に、背中に大きく「adidas」のロゴが入る。
これだけ派手なデザインでも、着てみると意外に普通だったりするもんだ。
他の人とデザインが被るのが嫌いな人、自分を主張したい人にとってピッタリなアイテムとなるだろう。
NIKE(ナイキ)
アディダスとともにスポーツシーンを牽引するナイキ、その最先端テクノロジーが詰まった商品には革新性が伴うものばかり。
グレーとネイビーのツートンカラーは、落ち着いた大人のコーディネートにピッタリだ。
合わせるアイテムはシックなスカートなどで外してもよし、デニムなどのカジュアルアイテムにも普通に合わせることが出来る。
ナイロン部分のネイビーに合わせたボトムを使って、バランスさせるのがコーディネートとしては面白いと思うよ。
patagonia(パタゴニア)
アウトドアブランドの雄として名高いパタゴニアのウインドブレーカーは、シンプルなブラックのものをチョイスしてみた。
特徴はリップストップナイロン100%を使った素材なため、耐摩耗性と耐風性に非常に優れている。
この点は、本格的な仕様を盛り込んだアウトドアブランドがゆえに成せる技というところだろう。
それでいてシルエットはレディースに相応しいスリムフィットで超絶軽量なモデルなため、タウンユースとしても大活躍する万能性。
スタンダードカラーのブラックを選べば、着るシーンを選ぶこと無く使い回しが利くモデルの一つと言える。
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)
パタゴニアと同様世界のトップアウトドアブランドの一つであるノースフェイス、オールブラックカラーも良いんだけど渋めのブラウンをチョイス。
素材に一切の妥協を許さず、徹底的に機能性を追求するその姿はまさに職人気質なモノ作りの姿勢を感じさせる。
パタゴニアよりは少しゆったりとしたシルエットで、気軽に羽織れる感覚が本来のウインドブレーカーの用途そのまま。
本格アウトドアにも、普段使いにもどちらのシーンにもマッチする優れ物アウター。
Columbia(コロンビア)
機能性は他アウトドアブランドに引けをとらず、本格的な仕様を落とし込んだコロンビアのウインドブレーカー。
独自技術の『オムニシールド』『オムニシェイド』により防水、防汚、紫外線98%カットと、この手のプロダクトの中ではトップレベルの機能性。
それでいて価格は、他大手よりも少し割安感を感じられる価格帯。
全体的なバランスが高い次元で叶っているアウトドアブランドと言えるだろう。
NIKEやadidasなどのメジャーなものが嫌いな人や、特定のブランドにこだわらないひとなどに受けが良い。
Reebok(リーボック)
ポンプフューリーで有名なリーボック、少しマニアックなポジションだが、機能性はスポーツブランドらしく折り紙つき。
着丈が短いから最近のトレンドにも通じる部分が多く、着回しもしやすい。
耐水素材を使用しているため、多少の雨でも問題無く対応できる。
何よりも他ブランドよりも価格面で1万円を切るところが魅力的、デザインもシンプルで使い回しも問題無い。
G-STAR RAW(ジースターロウ)
スポーツブランドやアウトドアブランドの良さを踏襲しながら、独自のデザインでまとめあげたジースターのウインドブレーカー。
本格派なアウトドアスポーツブランドとは異なるが、オランダの名門らしくデザイン性の高さ一段階違う感じ。
シルエットも美しく、女性らしいラインを出しながら機能性も兼ね備える。
フードガードのデザインは、良く考えられており特徴的な部分。
ファッション性で選ぶのであればジースターは有力候補に入るはずだ。
NB(ニューバランス)
防風・撥水性の高いニューバランスのウインドブレーカーは、細かい部分に気の利いたポイントが施されている。
リフレクターやジップカバーなど、細かいところをケアしている実用性の高いアイテム。
カラーリングも独特なので好みは別れるところだが、1万円以下と比較的手が出しやすい部分もポイントの商品。
ニューバランス好きだけでなく、初めてウインドブレーカーを購入する人にもおすすめできるアイテムの一つだ。
PUMA(プーマ)
NIKEやadidasと同様の知名度を持ちながら、どこか通が好みそうなプロダクトを展開するプーマ。
私は個人的にプーマスエードが大好きなのだがここでは関係無いね。
極限まで防風性を高めるため、高防風素材を使用している。
運動中も暖かさを確保してくれる優れものなのだ。
真っ暗やみの中でも、光を反射する素材なので視認性の部分でも優れている。
MAMMUT(マムート)
ブランドアイコンにはかわいいマンモスを起用するマムート、MAMMUTという言葉自体がドイツ語でマンモスを表す言葉らしい。
スイスの登山用品全般を取り扱う、本格的なアウトドアメーカーだ。
Pertex Microlight素材という超軽量で、耐久防水加工を施した素材なので雨の日も余裕。
この辺は、雪山を主戦場とするブランドならではの信頼性なのだろう。
持ち運びに便利なように子袋がついており、その中に収納して持ち運びができるのもポイントが高い。
何気に左肩にプリントされたマンモスのアイコン。
これがかわいいと感じるのは私だけだろうか?
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おすすめのナイロンジャケット
ALLTERRAIN(オルテライン)
身体に吸いつくような、シルエットとオリジナリティを感じさせるデザインが特徴のオルテラインのナイロンパーカー。
プルオーバータイプでありながら、伸縮性の高さにより着脱が簡単にできる。
素材を3層構造にすることで対水性も抜群。
軽量でありながら、激しい雨にも対応してくれる実用性の高さを保つ優れもの。
最後の問題は価格が飛びぬけて高いことだけ。
Snow Peak(スノーピーク)
スノーピークは日本発のアウトドアブランドであり、オートキャンプを世界に先駆け行った会社としても知られている。
2014年にアパレル部門をリニューアル、革新的な商品開発はそのままにより強いアウトドアライフスタイルを提案するブランドとして認知度も向上している。
本商品はTEIJINのOcta素材を使用することで、高い次元で速乾性、遮熱・断熱性が高いアイテムとなっている。
そのため、様々なアウトドア用途に使えるものとなっている。
シンプルなデザインなので、タウンユースとして使うことも問題無い。
AIGLE(エーグル)
日本ではレインブーツが人気の高いブランドとして、認知されてるのがエーグルなのではないだろうか?
元々はラバー工場からスタートしたことから、レインブーツについてはハンターと並び日本でも人気が高い。
フランスのアウトドアメーカーらしく発色バランスの良いカラーリングに特徴があり、最近ではウェアも豊富に取扱がある。
非常に軽量なうえ、超撥水性の高い素材を使っているためそんじょそこらの雨くらいは問題無く対応してくれる。
他のブランドに無いカラーリングが目を引くポイント、好みの方にはおすすめだ。
まとめ
気軽に羽織れ実用性も高いウインドブレーカーや、他ナイロンジャケットについて紹介させていただいた。
1枚持っておけば、様々なシーンでコーディネートのワンポイントにもなってくれる。
そして、機能性を全面にだした防寒具としても使える。
かつ軽量なものが多いので、利便性も高く良いことづくめのアイテムだ。
まずは、自分のワードローブに適したものを選んでみてはいかがだろうか?
きっとその使い心地の良さに、スポーツウェアの奥深さを感じることが出来るだろう。
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