普通にカチっと着こなすよりも、何かをMIXさせることでより魅力的に見えるものがある。
スーツの着こなし一つとっても、近年ではスニーカーでの崩しはもちろんのこと、ジャージ素材などの異素材を合わせることで新しい着こなしを提案している。
要はスポーツアイテムを取り入れることで、カジュアルダウンとはまた別の『軽快さ』とでも言うのだろうか、ゆるさともまた別なんだけど上手い表現が出てこない。
スニーカー、ジャージ、スウェット、ウインドブレーカーなど、この辺をコーディネートに足すことで今っぽさがより色濃く表れることは確かだ。
その辺を考慮して本日はスポーツファッションのメンズコーデについて、紹介させていただくことにしよう。
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スニーカーは市民権を得た
http://kurumani.com/
カチッとしたオフィススタイルにスニーカーを合わせるというのは常識と化した。
この20年位で確実なスタイルとなったのだ。私が10代後半の時からスーツスタイルの外しとしてスニーカーをコーデするのは普通にあった。
もう20年も前の話になる。当時は普通と言いながら、バシッと着こなせていた人は少なかったと感じる。当然私もその一人だ。
この20年間で熟成され、スポーツファッションの代表アイテムのスニーカーは、今のスタイルに取り入れないことが考えられないほど浸透したのだ。
スニーカーの無い人生は考えられない。
スニーカーさえあればそれでいい。
スニーカーさえあれば他に何もいらない。
そう、スニーカーは市民権を得たのだ。
スポーツファッションアイテム
スウェット
アディダスやナイキなどのスウェットも取り入れ方次第では大分おしゃれな感じに仕上がる。
ロゴがデカデカと一面に存在しようが、素材感の違いで見え方がまったく変わってくる。
ちょっと間違えると部屋着だと思われてしまうので、テイストをしっかりと見極めて選ぶようにしてほしい。
ウインドブレーカー
デザインが豊富・呼び方も統一されているわけでもないが、もうウインドブレーカーと昔から呼んでいるしこれかもそう呼ぶことにした。
カラフルで奇抜なデザインのものも多く、シンプルアイテムばかりを着ている人からすれば、ちょっと勇気がいるかもしれない。
でもシンプルな中にこんな派手なものを組み入れると、普段のコーデよりも幅が出来るし自分の違う一面を確認できる。
リュック
http://www.bridge-pleasure.com/
スーツにリュックを背負う姿を最近よく見かけるようになってはいないだろうか?
そう、シャキッとしたスーツにスニーカー、そしてリュックなんて恰好が今は許される世の中、ちょっと言い過ぎた・・・
そんな会社も世に増えてきたと言いたかった。私の勤める会社もそう、普通に部長がスニーカーにリュックで出勤してくる。
でも、それが良いんだよ。
それでいいんだ。
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スポーティなファッションコーデ5選
チェスターコートxスニーカー
オールブラックのワントーンコーデが目に付くが、そのスタイリングが何よりも絶妙だ。やはりそのバランスを担っているのがスニーカーの存在感。
チェースターに黒パンツ、ここでブーツだとハードさが際立ってしまうし、ドレスシューズで上品にまとめるのも面白味に欠ける。
スニーカーが一番ベストな選択なのだ。
スタジャンxスニーカー
スタジャンに赤のチェックシャツ、一年中使える黒パンツはワードローブに必須のアイテムということが実証されたと思う。
足元のスニーカーはローテクだと昔の裏原系を思わせてしまうところ、やはりニューバランスなどのハイテクスニーカーを合わせるのがいいね。
これ自体もハイテクかと言われればローテクかもしれないが、中間みたいな存在だからこその万能性があるのかもしれない。
カラーの配色も見事だし、雰囲気もピッタリ、見事なコーディネートと思う。
ジャケットxスポーツレギンス
相当な上級者でないとこのコーデは難しいと思う。一歩間違えるとただの変態になってしまうから・・・
バランスも難しいし、着る人のキャラクターに依存してしまう部分も大きい。おすすめ出来るかと言えば、そんなにすすめることもできない。
一つのコーデの参考例として、こんな人もいるんだよ。
スタジャンxジョガーパンツ
スタジャンと呼ぶのか、それともMA-1と言った方が良いのか。その中間地点を狙ったタイプのブルゾンにオーバーサイズのTシャツを合わせる。
ボトムは最近流行のジョガーパンツ?それともトラックパンツ?呼び名が統一されていないと情報の受け手も混乱してしまうような気もする。
私はそんなことはどっちでも良いので、言いたい方を使い分けるが・・・
良いとこどりのコーディネートは、ジョガーパンツの8分丈がバランスをうまく取っているため全体が重くならずに済んでいる。
ブラックのコーディネートはシックだし、締まるし良いことばかりに思えるが、合わせるものを間違えると微妙になってしまうのでサイズ感や素材には注意してコーデをするように。
ジャケットxスウェットパンツ
この恰好の人も街でよく見かけるようになった。うちの会社の上層部(ちょいわる)もこんな恰好で会社に来ている。
エグゼクティブは自由で羨ましいぜ!
スウェットは足首がリブになっているタイプにするか?もっとタイトなものを選ぶか、ローファーで良いのか?スニーカーだとカジュアル過ぎる・・・
など組み合わせは迷うし、合わせるものを間違えると急ぎすぎて部屋着で来ましたみたいな印象しか受けないね。
スウェットパンツは難しいから少し考えた方が良いかな?
まとめ
スポーツミックスと言えども、定義が曖昧なアイテムが多くなったせいで明確に分かるものを除き判断が難しくなってるように思う。
スタジャンなのか、ウインドブレーカーなのか、MA-1なのか・・・
スカートなのかパンツなのか、あいだを取ってスカーチョ・・・
アパレルは用語が勝手に作られる分、無限に増えていくだけ。
特に今の時代、良いものと良いものの間を取った商品が増えてるし、今後ももっと増えていくと思う。
だから時代は『自然ミックス』
枠に当てはめること自体がナンセンスな時代になったと言うことなんだろう・・・
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