白シャツは一番簡単そうに見えて、着こなすには難しいアイテムの一つだ。
なぜ難しいのか?それはあまりにもシンプル過ぎるゆえ、良いものを着ていても外見的に見ればそれ程差が付きにくいという特性があるからだ。
そうは言ってもメンズとしたら、一番着る機会が多いのもこの白シャツだろう。なんせ会社勤めしている人間であれば、スーツという鎧の下に白シャツを合わせる人が80%と言ってもいいんじゃないだろうか?
このあまりにもありきたりなアイテムである白シャツについて、私のおすすめの着こなし方法と実際に好きなブランドを紹介させていただこう。
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おすすめの白シャツ
まずはおすすめの白シャツから紹介していくことにしよう。ここでは気軽に購入出来て使いまわしの利くことを一番に考慮した内容となっている。
シンプルに日本3大セレクトショップオリジナルの中からそれぞれチョイスしてみた。
UA Beauty&Youth
BEAUTY&YOUTH UA 【WEB限定】COOLMAX(R) オックスフォード ボタンダウンシャツ White
シンプルでタイト過ぎないシルエットは、合わせるものを選ばない万能性をもつ一枚になっている。
ポリエステル60%、コットン40%という配合は単身者には嬉しいシワになりにくい素材。シャツ最大の煩わしさであるアイロンを掛けるという行為から解放される。
クリーニングを必須としないのもランニングコストを浮かせる要因の一つ。
何気アンダー1万円で『日本製』であり、襟周りは今の流行を抑えた小さめの襟で主張し過ぎないところもポイントの一つ。
初めの一枚としてはちょうど良いバランスのシャツだと感じる。
SHIPS SAFILINリネン
SHIPS(シップス) “SAFILIN” (サフィラン)リネン レギュラーカラー シャツ
今の季節にピッタリのリネン素材で出来たSHIPSのレギュラーカラーシャツは、極端にタイトなシルエットではないところが夏の雰囲気に良く合う。
SAFILIN社のフレンチリネンの特徴はその独特の光沢感・柔らかさに表れている。ノルマンディ地方で採取される最高品質のリネン糸は厳選されたもののみを使用。
番手のムラがなく肌触りが気持ち良いシャツの風合いは、普段使いはもちろんリゾート地での余暇に羽織ってみても良いんだな。
BEAMS LIGHTS オックスフォードシャツ
BEAMS LIGHTS マルチボタンオックスフォードシャツ ホワイト
マルチボタンを使用している他はシンプルな風合いのオックスフォードシャツ。
頑丈な生地なので洗濯機に放り込んでそのままガンガン洗えるし、乾いた後は洗いざらしのまま着ることも出来る。
その方がこのシャツの使い方としては正しいのだ。綺麗にアイロンをかけて着る類のシャツとは違い、そのシワ感を残したナチュラルな風合いがオックスフォードの良さなのだ。
シンプルな白シャツの中でも、コストパフォーマンスにバランスの取れた1枚と言えるかな。
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いかした白シャツのコーディネート
紺パンツx白スニーカー
ネイビーのセットアップに白シャツはマストなコーデアイテムの一つ。足元にはスニーカーを合わせる事でうまくカジュアルダウンしている。
ポイントはシャツ出ししていることでカチッとならないようにまとめていること、気取り過ぎたスタイリングにしていないところがポイントだ。
ブルースラックスxタイトシルエット
基本的にシャツというのは下着が発祥だ。だからシャツの下に下着を着るのは本来の意味合いからするとナンセンスな行為である。
気候的なもので汗で肌が透けてしまうのも気持ち悪いが、シャツ1枚で着こなすことも男らしいコーデの一つと言える。
タイトなシルエットでまとめ、シャツ自体もタックインして全体を引き締めたコーディネートにすれば普段の印象ともまた違う一面を見せることが出来るかもしれない。
ライトベージュパンツ
http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/
ライトベージュのパンツを合わせれば、清潔感溢れるシンプルなコーディネートの出来上がりだ。
足元にはパンツと同色・もしくは同系色を合わせることで自然な一体感が生み出されるし、より清潔感を感じさせるコーディネートへと昇華してくれるだろう。
白シャツのサイジングは程よいピッタリ感があるものを選ぼう。
タックインxロールアップ
ネイビーパンツに合わせるのは王道中の王道コーデとしてあまりにもスタンダードであるが、そのコーデに合わせるアイテム一つで印象はまったく異なるものになる。
小物のサングラスとベルトは黒で統一しながらも、パンツをロールアップし足元を見せる事とシューズにベージュのコンビを合わせることで、適度なカジュアルに振ったことがポイント。
この辺は基本を押さえていけば自然と応用が利くので取り入れやすいコーデの一つだ。
スラックスxドレスシューズ
白シャツはスーツに合わせて着ることが一番多いんじゃないだろうか。サラリーマン的思考で大変申し訳ないが、スラックスにドレスシューズに合わせたコーデは誰もが取り入れやすいコーデの代表。
その中でも、スラックスには光沢感のあるものをチョイスし、足元のドレスシューズには遊び心を感じさせるバーガンティやブラウンのものを持って来れば、それだけで洒落者感を感じさせてくれる。
こだわりのポイントはドレスシューズなので、シャツは安くて良い。シューズはある程度良いものを合わせるように心掛けよう。
ベージュパンツxブーツ
ベージュパンツのコーディネートが清潔感を与えてくれることは、既にお伝えした内容だがそれだけでなくブーツをコーデに持って来ればまた一つ違う顔を見せてくれる。
ここで合わせるブーツに関しては、やはりパンツと同色そしてスエード系のものを合わせることでかなり上品に見せてくれる。
夏にブーツを合わせるコーデも今ではそれほど違和感を感じさせなくなってきた。すっきりしながらも白シャツのこなれ具合で見え方はまったく変わる。
ボタンの留め方にも気を回してバランスを見てコーデしていこう。
デニムx小物使い
ブルーデニムに白シャツは基本コーデの一つだ。
ただあまりにもシンプルになり過ぎてしまうのも事実、ここはカーディガンを肩掛けしてアクセントとするのも一つのテクだ。
シンプルな白シャツだからこそ、この辺の小物が上手くアクセントそして生きてくるのは言うまでもない。
白デニムx白シャツ
このコーデは難しい。上級者向けのコーディネートの一つと言えるだろう。一番はサイズ感、素材感をどう合わせていくのがベストなのか?
シンプルタイトで足元は裾捲りするか、カットオフのものを合わせるか、足首を見せてポイントを作ることはもちろんのことスニーカーを一つのアクセントとして使うのもベストな選択と言える。
明るめのカラーであるブルーやグリーンなんかは、ホワイトデニムとの相性もよく、ただでさえキザなコーデをマイナスしてくれることにも繋がる。
この辺はバランス感覚が一番試されるポイントだね。
ショーツ
夏場にパンツを着るのは抵抗がある人も多いだろう。リゾート地などでは当然ショーツで過ごすことになるだろうし。
35度を超える炎天下の中、会社にだって履いていきたいショーツと合わせてもピタリとくるのが白シャツだ。
オックスフォードやリネン素材を合わせるのが一番ピタリとハマると思うので、今年の夏に試してみてはいかがだろうか?
まとめ
http://fashionsnap-freaks.net/
一年中通して活躍する白シャツを上手くコーデに取り入れていこう。一年中使えるといっても、素材によっては季節性が伴うのは当たり前なので何枚か着まわせるようにワードローブに取り揃えておこう。
シンプルでありながら合わせるアイテムによって、色んな顔を見せてくれるのが白シャツの魅力のひとつ。
永遠の定番アイテムの一つをどうコーディネートに活用していくかで、あなたのオシャレ度がバレてしまう怖さもある。
白シャツだから・・・なんて簡単に考えていると痛い目をみるのでコーディネートする際には気を付けて取り入れるようにしてみよう。
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