2016年はストライプが流行るのは間違いないようだ。
流行ると言っても、私から見れば定番で着まわせる便利なアイテムということに変わりはないし、特段コーディネートが変化するとも思えない。
他のチェックシャツとの具体的な差別化要素は何なんだろう?
一番は『清潔感』の一言に尽きる。
ブルーのストライプシャツには、これ以上ないほどの清潔感が詰まっている。
今年のレディース達は、どのようにストライプシャツをコーデに取り入れていくのだろう。
ストライプの種類
ストライプと言っても一概に全て一緒にするのも乱暴な話だ。
せめて、主流のストライプのものだけでも5つ紹介しておこう。
ペンシルストライプ
http://pms.ny-onlinestore.com/
鉛筆でなぞったような細い間隔の狭い縦縞を指す。
文字通り『鉛筆縞』
細く、間隔が狭いため遠くから見た時に、ストライプだと判別出来ないこともある。おとなしめな印象のストライプ柄と言えるだろう。
チョークストライプ
りんかくを少しぼやけた線で描かれているものがチョークストライプ。
チョークで描いたように見えることから、この名称がついている。
ブロックストライプ(ロンドンストライプ)
白地の基本縞と同間隔の比率で配されたストライプをブロックストライプと言う。
良く見られるのは、5mm幅のブルー・グレーなどのカラーのもの。
ロンドンに住む紳士に愛された縞柄ということで、ロンドンストライプとも呼ばれている。
イレギュラーストライプ
これはそのまま、太さや間隔が等間隔ではないストライプ柄を指す言葉。
あまりシャツで使われているものを見かけない気がする。
オルタネイトストライプ
https://web.hankyu-dept.co.jp/
2種類の異なった色・幅のストライプが交互に並んでいる縞柄を言う。
単色での色使いに比べ、華やかさが出るのが特徴か。
人気のストライプシャツ
Ralph Lauren(ラルフローレン)
ポロ ラルフローレン シャツ Polo Ralph Lauren Shirt Polo Ral… |
アメリカントラディショナルの代表と言えばラルフローレン。
着たときの美しいシルエットはもちろん、肩幅・着丈・袖丈など全体的なバランスが良く女性らしさを感じさせるキレイなデザイン。
着心地の良いコットン素材はもちろん、デザイン的にも不変のものなので長く使えるワードローブの一つになることは間違いない。
DRESSTERIA(ドレステリア)
【送料無料】DRESSTERIOR CANGIOLIストライプシャツ ドレステリア シャツ/ブ… |
ワールドの展開するドレステリアは、色々な要素をミックスして新しいものへと昇華させている。
イギリスやイタリア、フランス等の文化・伝統などを組み合わせたアイテムは、現代にうまくマッチさせたデザインに仕上げている。
どれも質が高く、何年も着れそうなデザインは大人のワードローブに必須なものばかり。
そんなドレステリアのシャツを選んでみてはいかがだろう。
Sweep(スウィープ)
SWEEP!! スウィープ!! レディース ユーロヴィンテージ ストライプ スキッパーシャツ … |
メンズで人気のスウィープからは、マルチストライプのものをセレクトしたい。
かなりレトロな雰囲気のものにはなるが、今年の流行にも乗っかれるデザイン。
襟元にボタンがないタイプのスキッパータイプなので、女性らしいすっきりとしたデコルテラインを演出してくれるだろう。
これ一枚での存在感が強いので、すっきりと上品に見せたい時などビジネスシーンでも活躍しそうな着る場を選ばない使いまわしのきく一枚と言えるだろう。
スポンサーリンク
レディースストライプシャツコーデ
ホワイトパンツ
ブロックストライプにホワイトデニムを合わせたコーディネートは、今年の春夏でも中心となるコーディネートの一つだ。
スキニーなホワイトパンツの上品さと、ブルーのブロックストライプのバランスがマッチし、涼し気な雰囲気に仕上がっている。
足元にサンダルを合わせても、ここはパンプス・ヒールにすればよりフェミニンな印象になるし、合わせるシューズは幾通りにもセレクトが可能。
先ず押さえておくべきコーデの一つは、この組み合わせが一番か。
デニムショーツ
デニムとストライプシャツの相性は抜群い良い。
そんな中でも真夏にはやっぱりショーツをセレクトしたい。
足元には、ホワイトのローファーを合わせているが、スリッポンやスニーカーでもピタリとはまる。
あまりにもカジュアルに寄り過ぎる感が嫌なのであれば、白のハットでバランスを取ればエレガントな印象も損なわずに済む。
何よりも、日本の夏は暑いから必須なコーデになるだろうね。
ミドルスカート
春夏まで待てないレディースのために、今すぐに取り入れられるコーディネートがミドル丈のスカートになる。
かなり細いペンシルストライプは品も良く、オフィスでも普段着にも取り入れることが出来る万能アイテムだ。
パンツに合わせるよりも、フェミニンなミドル丈スカートにショートブーツなんて着こなしが、男目線でもグッと来るものがある。
基本的に袖は捲る方が、全体のバランスが良く見えるし女性らしさを感じる部分にもなる。シンプルなアクセを取り入れても良いだろう。
ホワイトミニ
ホワイトのミニスカートとストライプシャツのコーディネート。
シャツのストライプは、色味がはっきりするものではなく同色に近いものを選ぶ事がポイントだ。
ブルー系を選ぶよりもグレーなど、白地に近いものを選ぶようにしよう。
白いミニスカート自体、コーディネートを間違えると下品な印象になってしまうが、ストライプシャツと組み合わせることによって、うまく上品にコーデ出来る。
うまくバランスが取れるようなストライプ柄をチョイスしよう。
ペンシルスカート
オフィス向けコーデとしては、ひざ丈のペンシルスカートに合わせるのが無難なコーデと言えるだろう。
これほどシンプルで清楚な印象を与える事が出来るのが、ストライプのマジックなのかもしれない。
近年はカーディガンを肩掛けしてワンポイントとして見せているパターンが多いね。
シックなオフィスコーデの参考になる着こなしだ。
ガウチョパンツ
一見するとオールホワイトなコーディネートに見えるが、シャツにはストライプをセレクトしている。
ここで一点でも違ったカラーを取り入れてしまうと、すべてのバランスが崩れてしまうので気を付けてほしい。
ストライプは、縦縞がはっきりしないモノをセレクトするようにしよう。
あくまでコーデの中心にあるものは『ホワイト』にあるわけで、その世界を壊すとすべてが崩れる。
ガウチョパンツはスキニー中心だったコーデに、新しいカテゴリーを生み出した感がある。
引き続き、夏場には取り入れたいコーディネートの一つになることは間違いない。
デニム
ストライプシャツにデニムをコーデするのであれば、スタンダードなブルーやブラックを合わせるのではなく‟赤”などを取り入れると新鮮だ。
夏らしく、エキゾチックな雰囲気に仕上げるためにも、肌色は少し褐色の方がコーデが映える。
シンプルなコーディネートながら、鮮やかな赤色をチョイスすることでストライプシャツ一枚でも、インパクトのある着こなしが出来る。
ユルパンツ
少しゆとりのあるカーゴパンツやチノパンなどと合わせる場合は、シャツはタックインするのがスッキリ見える。
これがパンツアウトしてしまうと、全体的にだらしなく見えてしまうため、やはりパンツインして着こなす方がオススメだ。
上品さとカジュアルさの両方がミックスしている、ある意味やりすぎないナチュラルなバランスのコーディネートと言える。
まとめ
簡単なようで意外に難しいのがストライプシャツのコーディネートだ。
ストライプ柄にもハッキリしているものと、ボヤけて見えるもの、間隔が均一でないものなど、実際に試着してみると印象がまったく合わないなんてことが起きるほど。
面倒くさがって、試着せずに購入してしまうとタンスの肥やしになってしまうかもしれない。
今回取り上げたストライプ柄の特性と、コーディネート事例から今年の春夏に取り入れられるものがあれば試してみてほしい。
コメント