チノパンに代表されるベージュカラーのパンツの魅力って何なんだろう?
昔は少しゆったりしたお父さんの休日ズボンという印象だったが、最近はタイトなシルエットのものが多くなり、ビジネスシーンでも良く見かけるようになった。
初対面の人に会ったりするときや、無難に合わせたい時に一番楽なのがベージュパンツなんだな。何よりも清潔感があるし、いつもよりも品が良く見える。
真面目な印象を与えることが出来るし、白と水色のストライプシャツなんかと合わせたら、そのままキレイ目コーデの完成だ。
そんなベージュパンツをさらりと着こなせるよう、紹介させていただこう。
チノパンの由来
勝手にベージュパンツの代表は『チノパン』という書き方をしてしまったが、他にもスラックスやコーデュロイなど、ベージュパンツの種類があることを添えておこう。
その中でも、ベージュパンツと言われて一番初めにイメージするのは、やはりチノパンなんだと結論づけた。
チノ・パンツ(英: Chino pants)とは「チノ・クロス」と呼ばれる綿やポリエステル(稀に麻)の生地で出来たズボン(スラックス)の一種である。略して「チノパン」「チノ」(Chinos)とも呼ばれる。主にカーキ色、茶色またはそれに類する色のものが多い。ネイビー・ブルーや黒のものもある。綿の生地は基本的に綾織りで、防水加工が施されているものもある。by wikipedia
私が若い頃に限って話せば、どちらかというとオッサンの休日服か、スケーターやストリートファッションにおける少しダボッとしたシルエットが特徴だったと思う。
現在のタイトシルエット全盛時において、カジュアルシーンはもとより、ビジネスシーンでも普通に用いられるようになっている。
もちろん、ビジネスシーンにおけるチノパンのシルエットは、5ポケットとは違いスラックスタイプのものが多いことは言うまでもない。
オススメのベージュパンツ
STUDIO ORIBE(スタジオオリベ)
STUDIO ORIBE (スタジオオリベ) L-POCKET PANT / 4… |
細身のチノパンを探していた5年前に、渋谷SHIPSで出会ったのがSTUDIO ORIBEのチノパンだった。
ある程度ビジネスシーンにも対応していて、動きやすく耐久性があるものを探していた時に見つけたのがこのパンツ。
もちろん、探していたのはベージュカラーでタイトフィットのもの。
他ブランドのチノと比べ、生地はかなり厚めのしっかりしたものを使っているので頑丈なのは言うまでもない。
その頑丈な生地にストレッチが利いているので動きやすさも兼ね備えている。
しかも、普通のストレッチであれば直ぐにヘタってしまうものが多い中、スタジオオリベのチノはそんなことを感じさせない。
というよりシルエットが崩れたところがないのが凄い。
かれこれ5年(ここ1年は太ってしまったため、履く頻度は減った)の歳月が経っても、そのしっかりした作りからか、まだまだ履けるデニム並みの耐久性を確保してるのだ。
購入から5年経過した私のチノパンがこれ
画像では分からないと思うが、ヘタリを感じさせる部分はどこにもない。
デザインはすっきりとしたスリムストレートなシルエットで合わせる靴を選ばないのも特徴。
シルエットは購入時のまま、生地表面に汚れやシミが出来てしまったところを除けば、これほどコストパフォーマンスの高いチノパンは無いだろう。
スラックスタイプではなく、5ポケットの仕様なのでカジュアル向きと言われるかもしれないが、日本のドレスコードは曖昧なため、きちんとしたスーツでないとダメという会社出ない限り、ビジネスでも十分に使える。
私の会社は、ドレスコードもへったくれもなく、服装は自由だがお客さんに会う時限定でこのパンツにジャケットなんて軽めのコーデで商談する。
このおしりのフラップポケットが印象的、ちょっと邪魔くさい時もあるが大して気にはならないだろう。
あまりに気になるようであれば、ヒップポケットの中に入れてしまえばよい。
このフラップポケットが無いバージョンがあれば、言うこと無いんだけどなー・・・
このシルエットが気に入ってしまった私は、ネイビーも追加で購入している。
ベージュに比べて、どうしても色褪せが目立ってしまうことを考えると、やはりベージュの方がおすすめだ。
ベージュパンツでカジュアル・ビジネス(軽目)に合わせることを考えると、STUDIO ORIBEが価格・品質・シルエットのトリプル3を満たしている数少ないモデルだと思う。
今はお腹が出過ぎてしまったため、ウエストのボタンを留めることが出来ない(汗)。
久しぶりに運動するのが良いのかな・・・
寒いので春から始めることにしよう・・・
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ベージュパンツのコーディネート
ビジネスカジュアル
ビジネスカジュアルにおけるチノパンの役割としては、この辺のスタイリングがちょうど良いのかな。
結構サイズ感が微妙な分、間違えるとただの『普通の人』という印象にしかならない。
そんなときは、パンツの丈を8分丈にするとかカーディガンのデザインを少し変えてみるなどで、だいぶ印象は違ってみえる。
足元は黒ではなく、キャメルなどでコーデする方が全体的なバランスが取れて、すっきりした印象を与えることが出来るだろう。
ジャケット
http://fashionsnap-freaks.net/
ネイビーのカーディガンと合わせたビジネスカジュアルコーデを紹介した後に、またネイビーのジャケットなんてつまらないと言われるかもしれない。
それでも紹介するのは、ネイビーとベージュの相性が最高だから。
ただそれだけ。
特にビジネスライクに着たいときには、あまりにも王道のコーディネートだし、その王道を外す訳にはいきません・・・
ベージュチノはブルー系のアイテムとの相性がすこぶる良いので、コーデをするときの参考にしていただきたい。
ストライプシャツ
個人的に一番好きなコーディネートは、ストライプシャツと合わせた爽やかなコーデ。
春から夏に向かうあたりに、一番適した服装だと思ってる。ストライプシャツはホワイトベースに薄いブルーを使ったものが好み。
タイトフィットなベージュパンツに、足元はローファーを合わせた正に『爽やか』コーデの代表格だ。
チェスターコートxスニーカー
http://fashionsnap-freaks.net/
好愛称なブルーとベージュの2色で完結させたコーディネート。
これだけうまくコーデ出来ると出かけるのも楽しくなるというもの。
インナーのシャツ出し、ベージュパンツはロールアップと、キレイ目なチェスターコートをうまくカジュアルダウンさせている。
ポイントはブルーのスニーカーがワンポイントで利いてる分、ありがちなコーディネートにならなかった理由といえる。
ブルゾン
http://fashionsnap-freaks.net/
ブルゾンはこれまたネイビーのものをチョイス、ベージュパンツに一番合うコーデとしては、ネイビーが外せない色ということを示してしまった感があるね。
これから春先にかけて、Tシャツに軽めのブルゾンというのがシンプルだし、気温的にもちょうど良くなってくるのかな。
足元も春らしくホワイトスニーカーを合わせてみるのが、ベストチョイスと言えるね。
ブルゾンについての詳細生地はこれ
デニムシャツ
http://mira-miralondon.blogspot.jp/
最後は一番しっくりくるコーディネートを紹介して、今回のベージュパンツ特集を締める事にしよう。
やはりデニムシャツをコーデするのが、ベージュパンツを履くのに理想の組み合わせといえる。
ネイビーと同様にブルー系が合うという理由は同じなんだけど、アメカジの王道コーデというもはやトラディショナルなものなんだ。
デニムとチノパンがあれば、ある程度どうにでも着まわせるし、1セットで揃えておきたいアイテム。
ブーツもスニーカーでも、サンダルでも足元には気分によって何を合わせても問題ないから、自分の気分次第で決めてくれ。
デニムシャツについては、こちらの記事も参考になると思うから紹介しておこう。
まとめ
ベージュパンツは、合わせやすいし相手に与える印象も爽やかだ。
ブルー系のアイテムとの相性は抜群なので、手元のワードローブにブルー系が無いのだとしたら、合わせて持っておくと着回しがスムーズにいく。
これから春先、夏に向けてのコーディネートを考えているのであれば、白いスニーカーも合わせて揃えておこう。
初めの一本を探しているのであれば、迷わずSTUDIO ORIBEのベージュパンツをオススメする。
メイドインジャパンの最高品質のチノに脚を通した瞬間、その履き心地の良さを分かってもらえると思うから・・・
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