ちょっと暖かくなったかと思えば、また極寒の日々・・・
いつになったら暖かい日はやってくるのか。そんな寒い日が続く今日この頃、こんな時に重宝するのがグレーのニットだ。
寒い日が続くから、アウターは必須になるだろうが、いつまでも屋内で着ている訳にもいかない。
グレーのニットはコーディネートしやすい色だし、Tシャツの上に着るだけでもいける手軽感と、チョット寒い日にはシャツの上に重ね着することも出来る優れもの。
秋・冬・春と四季のほとんどの時期に着ることの出来る、ロングテールなアイテムだ。
今回はコーディネートとして見た時の、グレーニットの種類と活用方法について紹介させていただこう。
グレーニットの種類
ここではグレーニットの種類というよりも、ニットの種類を取り上げていこう。
よくよく考えればグレーでなくても、種類は同じだ。
ちょっと疲れてるのかもしれない・・・
クルーネック
ニットの中でも『ザ・オーソドックス』といえばクルーネックが筆頭に挙げられる。
クルーネックは、要はものすごく簡単に言ってしまうと丸首形状のものを指している。
同じ形状のクルーネックTシャツとの重ね着しても良いし、ニットの素材にもよるが素肌に着ちゃってる人もいるくらい。
シンプルなデザインゆえ、合わせやすさはニットの種類の中でもトップクラス入るもの。
Vネック
Vネックニットとは、文字とおりネックの開きが『V』の形をしたものを言う。
特徴としてはまさにVの開き具合である『Vゾーン』の広さによって見え方が全く変わる。
Vゾーンが狭いものは合わせやすい、シャツの上にONする着こなしでも同じVネックのTシャツに合わせても良いから着回しが利く。
クルーネックがカジュアルだとしたら、Vネックはほんの少しドレッシーな印象を与えることができるだろう。
このVゾーンが広いものを着ると、よりセクシーさが増してくる。
顔周りがはっきりしてしまうのがメリットでもあり、
顔が大きい人にとってはデメリットにもなる。
タートルネック
冬のニットの中でも重宝するのがタートルネック。
首周りが防寒性も確保してくれる優れものだ。
亀が甲羅から首を出す様と似ていることから、名称をタートルと名付けられた。
比較的タイトな形状のものが多いため、ぷっくりお腹の人は避けたほうが良い。
はっきり言って小顔さん向けのデザインがゆえ『顔の大きい人』は着てはいけない。
自分の顔の大きさが強調されるだけで、防寒性以外デメリットしか無いからだ。
カーディガン
ニットを語る上で、カーディガンを外す訳にはいかないだろう。
カーディガンとは、普通に前開きの形状で、ボタンで留めるタイプのものを指す。
デザイン的にはショールカラーのもが最近は人気がある。
ショールカラーというのは、早い話襟が付いたタイプのもの。
首からショールをかけたようなデザインからそう呼ばれるようになった。
普通のクルーネックタイプのものが一般的だが、少し洗練された感じにしたい時にはショールカラーはピッタリだと感じる。
パーカー
ニットパーカーも、近年の着こなしには外せないアイテムの一つになった。
特にモコモコ素材のものは保温性も高く、普通のグレーパーカーとも差別化出来るのでポイントが高い。
素材はポリエステルなどのものも多く、ニットとは別の括りになるかもしれない。
デザイン性や流行を鑑みても、是非取り入れていきたいものの一つに挙げられるだろう。
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グレーニットコーデメンズ5選
クルーネック
ネイビーとグレーの相性は抜群だ。
そのネイビーを活かしたコーディネートとしてピーコートとデニムに、ざっくりした素材のクルーネックニットを合わせたスタイリング。
サイズ感は、全体的にタイトなシルエットですっきりとまとめている。
ざっくりしたグレーニットを素肌見せしたコーディネートで、冬の装いながらセクシーさも兼ねたところが素敵だね。
シンプルだけど、どこか他とは違うコーデに感じるのは、このような着こなし方法にポイントを作っているからだろう。
Vネック
Vネックニットの着こなしとしては、ビジネススタイルに応用出来るところが人気の秘訣ともいえる。
シャツの上にONするだけでも、それなりに様になるし何よりもジャケットとの相性が最高だ。
オールグレーで統一したコーディネートとはいえ、
ジャケットはチャコールグレーをインナーのニットにはライトグレーをコーデすることで、カラーにメリハリがついている。
全体的に野暮ったい印象にならないのは、パンツのデザインも異なるものをチョイスしているからだろう。
ただ、ワントーンカラーで統一した時に、チェックや素材が違うものをうまく料理するには、相当なコーデ眼がないと中途半端になってしまう。
ファッション初心者は、異素材コーデよりも同素材で取り入れてみるのが賢明だ。
タートルネック
グレーのタートルネックにホワイトジャケットを合わせるあたり、かなり洗練された着こなしが出来たファッション上級者といえる。
パンツも同色のダークグレーを合わせるのもベストな選択。
中途半端に別カラーをチョイスすると、トータルの雰囲気をブチ壊してしまうのでカラーバランスには注意しよう。
ホワイトジャケットも『真っ白』を選ぶのではなく、少し生成りがかったタイプのものをチョイスし、デザインはあまりシャープなものを選んではいけない。
ホワイトというだけで、かなりキザな印象を与えてしまうため。
極力シンプル・カジュアルを意識したコーデをすることで嫌味感を消すことができるから。
カーディガン
グレーカーディガンの着こなしの中でも、ショールカラーにホワイトのスウェットを合わせた今っぽいコーディネートをチョイスしてみた。
少しくだけた感じで、良い意味でユルイ感じが様になってる。
このユル感は一歩間違えると、ただのダサいに変わってしまうので着こなしには注意が必要。
全体のサイズバランスを考えながら、アジャストさせてみてほしい。
パーカー
ニットパーカーは非常に使い勝手が良い。
チェックシャツに合わせても良いし、少し肌寒い時にはダウンベストなどとも相性が良い。
総じてアウトドアな商品とも組み合わせは自由に出来るのが特徴と言えるだろう。
基本的にデニムとの相性は間違いないので、合わせるアイテムが分からない人は取り敢えずデニムをチョイスしてみよう。
ワンウォッシュやノンウォッシュデニムが今の気分かも?
ハードなクラッシュデニムに合わせても問題ない。
パーカーも着こなし方によっては、カジュアル以外にも使いみちは多い。
まとめ
グレーニットの種類と着こなし方について、提案させていただいた。
ネイビー・ブラック・ホワイトと並び、
グレーは基本コーディネートに必須のカラーとなるのは言うまでもないが、ニットにおけるグレーが位置するものは超定番中の定番ということ。
着用出来る季節は冬だけでなく、春も秋も着こなしの幅を持たせる時に必ず必要なものだ。
自分のワードローブの中にグレーニットが無いのであれば、まずはお気に入りの一着を揃えてみよう。
基本的にはVネックが一枚あれば、それなりに色々とコーデで取り入れられるパターンが増える。
そこから横展開してパーカーなどを揃えていこう。
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