ダウンジャケットを選ぶときに、一番の悩みどころになる部分と言えばやはり『高価格』というところではないだろうか。
普通にモンクレールやウールリッチを手にいれようものなら、普通に10万円オーバーは当たり前だし。
お金持ちだったらまだしも一つのアウターに10万円は結構厳しいよね。
かと言って1~2万以下のものになってくると、さすがに中身のダウンの質等に明らかな差を感じてしまう。
ペラペラなところでげんなりしてしまいかねないが・・・
今回は価格的にミドルレンジのもの、そう3万~4万という絶妙なところで選ぶおすすめのダウンジャケットを紹介していこう。
おすすめのレディースダウンジャケット
今回の3万~4万という絶妙の価格帯でダウンを買うとなれば、やはりセレクトショップオリジナルが狙い目になる。
4万を超えるとデュペティガやTATRASが見えてきてしまうので、この絶妙な価格帯で抑えられ、かつデザインとクオリティを保証するものを揃えてみた。
4位:グリーンレーベルリラクジング
私が20歳くらいの時にグリーンレーベルと言えば、ファミリー向けのちょっとダサイ印象しか持てなかった。
アローズとはいえファッション性は低く価格が安いだけだった。
だが最近のグリーンレーベルは全く違う。価格は求めやすくリーズナブルで買いやすく、デザイン性が若い人向けに舵を切りなおしている。
このダウンジャケットもロングシルエットでありながら、女性特有のラインを維持するべくウエスト部分はゆるやかに絞りを入れている。
デザイン性を犠牲にしないロング丈という良いとこだらけ。
生地感は安っぽくならないようにマットな仕上がりになっているのもグッド、しかも撥水処理されているので雨にも強い。
これだけでも高級感を損なわず、見た目的にも大人っぽさを感じさせるものに。
細かい部分も秀逸で、ポケット内部にフリース素材を用いることで防寒性を確保、ダブルジップなのでロングでも動きやすい。
3位:アーバンリサーチ/¥39,960
エレガントなファーのついたミドル丈のリバーシブルダウンジャケット。このタイプの一番のポイントはリバーシブルにできるところではない。
このふんわりしたシルエットのミドル丈という部分と、そのタフタ素材の二つが大きなポイントと言えるだろう。
私のようにツヤツヤし過ぎるダウンを嫌う女性も多いと思う。
その点についてタフタ素材にすることでテッカテカを抑える固い光沢になるため、大人びた控え目な光り方に映る。
カラーは断然ベージュ押しになるが、それは柔らかいシルエットとこのカラーがベストにマッチしているから。
何気にファーの質にうるさい私も高級感が感じられる仕様に、これで4万以下ならバランスが取れていると唸ってしまうほどだ。
ファー質も安っぽく感じさせない触り心地で、高級ダウンに引けを取らない見た目・質感を維持できている。
2位:SHIPS/¥37,800
LIMONTA社の生地を使用したダウンが4万以下で買えるのは素晴らしい。
LIMONTAの生地と言えば欧州のトップメゾンも使用している。
有名なところで言えばプラダなどもその一つに入る。
これまた柔らかい雰囲気のシルエットを選んでいるが、これはどのアイテムとも合わせることが出来るところが大きい。
フードファーではなく袖口にファーが付いているところも他との差別化にもなるし、上品さを表現できている部分とも言える。
ショート丈なので基本的にはパンツ・スカート選ばず合わせることが出来るのは一つのポイントとなるだろう。
個人的にセレクトショップの中でSHIPSオリジナルの造りは、非常に高いレベルを維持していると思うしね。
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1位:ナノ・ユニバース/¥39,960
【Oggi 11月号掲載】 西川ダウン/ファー付フードショート
この数年恒例となったナノ・ユニバースx西川産業のコラボダウン、いくつか展開される中でもコスパ感が良く着回しの利く一着をチョイスしてみた。
表面はタフタ生地を用いることで抑えた光沢に仕上げており、着ぶくれを抑えたダウンのボリューム感がタウンユースにピッタリの仕様となっている。
西川産業の特徴は言うまでもなく450年の歴史を持つ寝具ブランドということ。
日本の最高品質という面を考慮するならば、DUVEやTATRASと比較しても遜色ないと言えるだろう。
なんせ羽毛布団に使用する最高品質のダウンを使ってる訳だからね。
暖かくないわけがないわけさ、それにショート丈と言えどもファーが首元をしっかりと温めてくれる。
このファーのデザインにも特徴があり、小顔効果を演出するため毛足の長さも考えつくされた長さで設定されている。
この『3万円台』という価格帯で考えた場合、このダウンが一番クオリティ等のバランスが優れたモデルと呼べるだろう。
まとめ
これからの季節に必須になるダウンジャケットは、流行の差はあれど毎年定番で着られる最重要アウターになる。
最重要アウターなため、どの程度予算を配分させれば良いのか頭を抱えてしまう部分が多いのも確かだろう。
ただ、モンクレーやDUVEを着ればオシャレなのかと言えばもうそんな時代でもないだろう。
3万円台後半にもなれば、実質クオリティが遜色ないものが手に入る。
単純にブランドネームで言えば知らないかもしれないが、そんなこと気にしなければかなり実用的なものが手に入るのは確かだ。
今年の冬には上記に挙げた3つのセレクトショップオリジナルの中から、お気に入りの1着を選んでみてはいかがだろうか?
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