冬のコーディネートに欠かせないパンツと言えば『コーデュロイ』素材のモノなのは間違いないだろう。
この素材を用いるだけでカジュアルコーデの幅が格段に広がるし、今では冬だけでなくサマーコーデュロイなんていう夏仕様のものも出だしてる。
特に私が好きなカラーは、ダークグレーにベージュ、ネイビーといったところは毎年のコーディネートに必ず登場すると言っても過言ではないほど定番中の定番アイテムだ。
今回は冬の装いだけに止まらず、通年通して履けるアイテムとなったコーデュロイ素材のものについて、パンツをメインに紹介させていただこう。
コーデュロイとは
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そもそもコーデュロイとは何について語られているのだろうか?
基本的には、その素材を称していることは間違いないだろうが昔の人(私の両親位の人)はこぞって『コール天』なんて呼んだりしていた。
なんでコール天と呼んでいたのだろうか?
コーデュロイ(英: corduroy)は、綿横ビロード織りしたパイル織物の一つ。日本語のコール天は「cord」+「天鵞絨(てんがじゅう、ビロードの和名)」に由来する。by wikipedia
ベルベットやベッチンなどとよく間違えられるコーデュロイは、縦うねに特徴があり冬場の寒さを軽減するべく、保温性が高いことも冬服に用いられる要因の一つである。
技術的な観点から言うと、生地表面に出る『毛羽』が出るようにパイル織で仕上げられたものを指し、太さはデザインによって様々なものがる。
基本的に生地の縦うねには4種類あり、一番太いものを鬼コール、普通のものは中コール、普通のモノより細いものを細コール、この細コールよりも細いものをみじんコールと呼ぶらしい。
この細いうねと太いうねを組み合わせた、親子コールと呼ばれるデザインのものも存在する。
コーデュロイパンツのコーディネート
ライトカラー
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夏でも冬でも使えるライトカラーのコーデュロイは、通年使える便利なカラー。
ホワイトは自然と清潔感を出すことが出来るし、ライトピンクは冬場のダークトーンになりがちなコーディネートに彩を与えてくれる。
ライトピンクなカラーに相性の良いグレーのニットをコーデする女性、非常にシンプルでフェミンンな印象を与えることが出来る。
足元をヒールにしているところも、そのフェミニンさを強調する要素なのかもしれない。
比較的甘いコーデになるので、合わせる人のキャラクターで印象は大分異なってくると思う。
ホワイトコーデュロイにグリーンのツイードジャケットを合わせるのは、あまり見ないコーデだと思う。
総レースのインナーとジャケットだけで見れば、かなりフォーマルな装いに近いが、白のオールスターで下半身をホワイトに統一し、カジュアルダウンしているところがポイントになるだろう。
ボルドーカラー
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色目が上品なボルドーは、カジュアルだけでなく幅広くコーデ出来る優れものである。
新品の時にその上品さを感じる事が多いと思うが、着慣れてくると表面の艶感が無くなり、また別の魅力を味わうことが出来るのだ。
上品に見えてしまうがゆえに、そのままジャケットなどを合わせるとつまらないコーデになってしまう。
ラグランスリーブTやデニムジャケットなどを合わせる事で、よりボルドーの良さを引き立たせることが出来る。
裾捲りしてカチッとしたレースアップドレスシューズや、ローファーを合わせてみるのも面白いコーディネートと言えるだろう。
グレーカラー
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どんなコーディネートに合わせる事が出来るのが、グレーカラーの便利なところ。
コーデュロイパンツの中でも定番カラーのグレーは、取り入れやすさも抜群なためオススメしたいアイテムの一つだ。
基本的に合わせるアイテムには苦労しないため、どんなコーディネートでも問題ないと思うが、同色のムートンブーツやカラーの相性の良いブラック・ブラウンなどが良いかもしれない。
レザーライダースに黒のコンバースを合わせるような、ロックなコーディネートにもグレーカラーは一役買ってくれる。
今期のトレンドカラーでもあるため、一本持っておくと何かと着回しが楽になるだろう。
ベージュカラー
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ベージュもグレーカラーと同様に、冬の定番カラーなのでワードローブに加えておくと何かと便利なのは間違いない。
メンズライクなパーカーにネルシャツの腰巻なんてのは、カジュアルコーデの定番だ。
足首を見せる事で女性っぽさを感じさせることが出来るので、全体として見た時にはバランスが取れる。
オーバーサイズなニットを合わせることで、フェミニンな印象はより強まるだろう。
足元にはブラウンカラーのブーツや、ローファーなどがピタリとはまる。
いずれにせよ、ベージュカラーは冬の装いには欠かせないものと言えるだろう。
ワイドタイプ
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今流行のワイドタイプのコーデュロイパンツは、シルエットとしては今感を出すことが出来るが、着こなしは相当に難しいアイテムだ。
最近までのスキニーシルエットに飽きてしまったモデル達であれば、いくらでも着こなすことは出来ると思う。
だってモデルはスタイルが良いからね・・・
それを言ってしまうと終わりなんだけど、個人的にはスタイルの良さに自信があれば履いてみても良いのでは?と思う程度。
160㎝以下の人は、相当顔が小さい・もしくはスタイルが良くないとチンチンクリンなフィニッシュになってしまう。
このスタイルがバチッと決まるのは、相当なオシャレ上級者かスタイルの良い人に限られるため、あまり万人にはオススメ出来ないアイテムなんだな。
ショーツ
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コーデュロイパンツの中でも、ショーツを選択してみるのも面白いかもしれない。
普通のショーツだと寒さを感じてしまう部分が多いかもしれないが、素材をコーデュロイにするだけで冬感が出るのが不思議なものだ。
ニーハイブーツなどで、肌の露出部分を少なくするのもよし、ちょっと冬場はきついかもしれなが、ヒールに素足なんてのも男心をくすぐるコーディネートだ。
まとめ
コーデュロイパンツは、冬のコーデに欠かせないものなのは変わらない。
今日紹介したタイプ以外にも、カーゴタイプのものやスカートタイプのデザインのものなど、コーデュロイ素材を使用したものは様々見かける。
ジャケットもあるし、バッグもある。
上下コーデュロイなんてコーデをする人を見かけたこともある位、好きな人はずっと好きなアイテムなんだな。
これから何年経とうが、コーデュロイパンツに対する愛着は変わらない。
冬に履くことが多かったが、今後は通年履けるものを購入してこようと思う。
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