なんか台風が近づいてるな・・・
気持ち気温も下がって、だいぶ涼しくなってきた今日このころ。
もうすぐ10月に入れば今年着るべきアウターを物色しはじめる時期になったということだ。
モンクレールを筆頭に高級ダウンジャケットは今年も大活躍すること間違い無しなわけだが、10万近いお金を出してまで欲しいかというとそうでもない。
単純に、そこそこおしゃれでそこそこの価格帯で、そこそこのスペックのものがあれば一番ベスト。
そんなダウンジャケットを探している人におすすめなのがNANGA(ナンガ)のアイテムとなる。
今回はコスパの割に本格スペックなナンガのダウンジャケットを紹介させていただこう。
NANGA(ナンガ)のダウンはコスパ抜群!本格仕様の優れモデル
ナンガは日本のブランド
羽毛と縫製が最大の強み
久しぶりにNANGAのホームページを見に行ったらデザインが一新されていた。セレクトショップとのコラボレーションから知名度を上げてきている。
滋賀県米原市で創業してから74年、登山家向けに寝袋や防寒用ジャケットを作り続けてきた老舗企業なだけあり製造技術と安全性に関しては、その辺の外国ブランドに引けを取らない。
名前負けして10万近いお金を払うくらいなら、日本製の職人が丹精込めて製造したものを買ったほうが買い物上手じゃないかね?
ナンガのデザイン
購入は3年前の武蔵小杉のグランツリーにあるアーバンリサーチだった。
グランツリーがオープンしたので家族で遊びに行った際に、ハッキリ言えば衝動買いのようなものだったと記憶する。
アウターを探していた私は、当初ダウンジャケット以外のものを探していた。
なぜならダウンジャケットは都内で着るにはスペックオーバーなアウターだから。
そのくせ、高級ブランドになると最低10万円という高価格になってしまい『アウターを買ったら冬は買物終了』状態となる。
そんな中アーバンリサーチにあったナンガのダウンジャケットは、登山用というハイスペックな仕様はそのままに、セレクトショップコラボするレベルのデザイン性を兼ね備えたモデルとなっている。
ダウンジャケットのモコモコ感をすっきりさせたタウンユースな仕様と感じた。
デュベティカよりは少しもっさりしつつも、スタイルを選ばない定番デザインなのが個人的にツボだった。
ナンガのダウンは暖かい?
実際に本格仕様と言いながら本当に暖かいのかは実使用してみないと分からないところ。
私は基本的に暑がりなので普段はダウンジャケットなんて着る機会がない。
特に東京でダウンを着るなんて1月に入ってからじゃないの?
しかもここ最近の温暖化の影響で『秋』を感じる機会が無くなってしまった。
9月も暑い、そのまま11月も暑い、12月もそんなに寒くないからダウンジャケットが活躍する機会が減る。
年明け1月~2月末の2ヶ月が本格稼働な時期となり、その実働2ヶ月着るためのアウターを買うわけだから費用対効果を考えてしまうのだ。
自分の身体にフィットするジャストサイズをチョイスして2シーズンを過ごした感想は、暑がりな私にはタウンユースなこのレベルでさえスペックが高かったということ。
真冬の朝に最寄り駅までの徒歩7分間がダウンジャケットの活躍する時間になるのだが、その後の満員電車で汗だくになり、会社に着く頃には不快な気持ちになっている。
帰りも最寄り駅から自宅までの7分間がダウンジャケットが必要な時間となり、極端な話平日は1日のうち14分しか着用する時間がない。
暑がりな私にはあまりに暑すぎるため、最高気温が10度以下の時しか着なくなってしまった。
ドローコードがいたるところに配備されているため、防風性は非常に高い。
首周りを閉じてしまえばもう寒さを感じることが無くなるだろう。
フロントの止水ジップポケット付近はダウンも薄手なので腰回りは寒さが残るかもしれない。それでもタウンユースを過ごすのであればこのスペックで十分だ。
ただ真冬の1月にディズニーシーに行ったときはさすがに寒かった・・・
外気温5度くらいの環境に一日中いなければいけないテーマパークなどには少し厳しいのが正直なところ。
ただ都内の普段使いには何も問題ないレベルである。使用用途により、参考になれば幸いだ。
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ナンガのクオリティ
本格登山家も利用するナンガのクオリティは本当に素晴らしいものなのか?
詳細なクオリティに関しては公式ホームページを見てもらえば私が伝える以上の内容を記載してくれているのでそちらでうんこら悩んで見るのが良い。
私は使用感をメインに伝えるに留める。
購入時の価格は29,800円くらいだったから、この価格帯で購入できるダウンジャケットとすればナンガが一番のコスパを誇るモデルだと確信している。
ダウン90%、フェザー10%の配合はどの高級ダウンメーカーも同様の数値表示の一つになっており、これ以上必要ないことを言い表していると思って良い。
極寒の山登りに使うのはまた別で私が想定しているのはあくまでタウンユースに利用する場合に限定して話をしている。
これ以下のスペックでも私は購入していたと思う。
この歳になると大してダウンの割合なんて気にしないし、それが数%変わろうが何かが変わることもないことを理解している。
水がポケット内部に入らないように施された止水ジップ加工もタウンユースに使うに至ってはオーバースペックでしかない。
製造も日本だし、着用するのは3年目だけど中のフェザーが出て来るのも気にならない量だし。縫製面は国内製造だから丁寧なんだろうね、安心感が別格だ。
今年もアーバンリサーチでこのタイプと同じタイプのモデルが発売されているので、人気の定番ラインに加わっているのだろう。
デザインは今後何年経っても色褪せない定番スタイルだし、これ以上何も付け加える余地はない。
ナンガのダメなところ
ハッキリ言えばダメなところは無い。
唯一はこのジップの首周り最後まで閉めた時にジップカバーとなるコーデュロイ素材部分をペロペロとしてしまうことくらいだ。
ここが意外に気になるところなんだけど、そんなものはほとんどどうでもよい部分なのでデメリットにもならない。
その他では、個人的な理由によるところだがサイズを間違えてしまったこと。
172cm/67kgの私の身体でSサイズはやはりギリギリ過ぎた。
ダイエットする予定でSサイズを買ったが、現在の71kgの今フロントのジップがきつくて上がらない。
身体がゴツ目な人は迷わずM以降のサイズで購入することをおすすめする。
まとめ
総合評価はAランク(Sが一番だとしたらね)
買って損することはないアウターだ。
コストパフォーマンスは限りなく高く、手持ちのデュベティカモデルと比較すると違いがはっきりと分かる。
2倍以上の金額を出してデュベを買うのであれば、その半分のお金で別のアイテムを購入した方が賢いと思う。
細かいデザイン性で見てしまうと厳しい面もあるかもしれないが、そこそこのコスパ良いダウンジャケットをお探しの人には、ナンガがピッタリだと私は言い切れる。
3年目を迎える今年の冬に向けて私はダイエットに励む日々を過ごしている。でないと、ナンガが着れずに他のアウターを買わなきゃいけないからね・・・
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