http://page22.auctions.yahoo.co.jp/
今年はスカジャンが流行る?
そう、あの虎とか龍とかがデカデカと刺繍されているブルゾンのことね。
今年は『タッキースタイル』が脚光を浴びている手前、スカジャンを取り入れる者が確実に増えてくることは間違いない。
見た目からすれば、レディース諸君が着こなすというよりは、ちょっと悪い不良男子が着ているイメージが強い。
これも時代が変われば、ファッションも変わる典型的な事例の一つだろう。
そうはいっても、スカジャンが何か分からない女子も多いと思う。
今年のコーデに取り入れようとしている方のためにも、スカジャンの詳細を交えながら具体的なコーデ方法について紹介させていただこう。
スカジャンとは
http://page22.auctions.yahoo.co.jp/
第二次世界大戦後間もない頃、横須賀米軍基地で日本駐留のアメリカ軍兵士達が記念として鷲・虎・龍などのオリエンタル柄や自分の所属していた部隊や基地などのエンブレムをデザインした刺繍をテーラーショップにオーダーしたのが始まり。 最初期のものは米兵が各々持ち込んだ落下傘の生地(当時はシルク)を染色し、ジャンパーに仕立てた後、刺繍職人が希望の刺繍を施す完全オーダー品であった。
戦後、アメリカ軍兵士たちの間では、お土産物のジャケットを意味する「スーベニールジャケット」「スーベニアジャケット」などの呼び方で親しまれた。by wikipedia
スーベニアジャケットがスカジャンと呼ばれるようになったのは、1960年代からだ。
なぜスカジャンと呼ばれるのか?
これには2通りの説があり、
①横須賀ジャンパーを縮めて『スカジャン』とした説
②横須賀のジャンパーにスカイドラゴンの刺繍が使われたことから『スカジャン』とされた説
色々と説はあるだろうが、
知っておけばよい情報としてはサテン地、別珍生地で作られた派手な刺繍がされているジャンパーと覚えておけば事足りるだろう。
スタジャンじゃないの?
スカジャン?知ってるよ!あの袖が革で出来たやつでしょ?
それはスタジアムジャンパーこと『スタジャン』だ。
一文字変わるだけでまったくの別物になってしまう。
スタジャンはスタジアムジャンパーの略で、文字通りスポーツ選手がスタジアムで体を冷やさないように作られた、防寒性の高いジャンパーを指す。
スタジャンについての詳細記事はこちらを参照していただきたい。
スカジャンのレディースコーデ8選
ワンピース
https://bijinbu.me/articles/4684
スカジャンをコーデに取り入れる際に、最もポピュラーな着こなしと言えばシンプルにまとめること。
かなりアクが強いアイテムである特性上、基本的には合わせる洋服はシンプルにまとめる方がしっくりくると思う。
ブラックのワンピースに白と黒のツートンのスカジャンは、シンプルコーデをするにはちょうど良い見本のような着こなしと言える。
足元にオールスターを合わせ、スポーティなソックスを合わせればシンプルカジュアルなコーディネートの完成だ。
ワイドパンツ
今年の春に大流行しそうなスタイリングの一つ。
ワイドパンツに、スカジャンを合わせる女性が街に溢れると予測する。
スカジャンは全てに刺繍が施されているわけではない。
セレクトショップオリジナルなどは、今の流行をうまく取り入れ、現代風にディフォルメして市場投入するのがうまい。
スカジャンは色鮮やかなものが多いので、春に合わせるには最適なアウターと言えるし、ワイパンは今最も旬なパンツの一つになる。
足元はシンプルなスニーカーでコーデを完成させるのが、今年の春の旬なスタイルの一つなのかもしれない。
カットオフデニム
ボーイズサイズのスカジャンにカットオフデニムを合わせる、何とも言えない雰囲気のコーディネートを実践する女性
ハットや髪型も含め、自分のキャラクターを確立しているからこそ、アクの強いアイテムに負けない着こなしが出来ていると感じる。
スカジャン同様に、今年の流行になりそうなのがカットオフデニム、いずれも合わせるのは結構難しいアイテムだけに注意する必要がある。
トップはオーバーサイズでユル感を出しながらも、ボトムにスキニーなデニムと派手なゴールドのブーツをコーデすることで、トータルバランスの取れた着こなしが完成している。
シャツのサイジングなど、どれも参考になるものが多いコーディネート例と言える。
白スカート
ボーダーカットソーにミモレ丈の白スカートを合わせた、かなりフェミニンなスタイル。
こんなフェミニンなスタイルにも、スカジャンをコーデすることで大分新鮮な印象を与えることが出来ているんじゃないだろうか。
『シックなワル』といった新しい着こなしは、スカジャンの新たな魅力を感じる事ができる具体的なコーディネートだと言える。
このバランスの中で、最重要なコーデアイテムはハットだ。
ここを外さないようにマネタイズしてみてくれ。
ロングスカート
ここまで見てきても、スカジャンの着こなしは本当に多彩だ。
ボーダーのロングスカートに、ローファーという着こなしにも新しいアクセントとして違和感がない。
コーディネートの肝になるのは、3点をブラックでまとめていること。
ハット、スカジャン、靴とそれぞれのポイントでそれぞれが役割をキチっと果たしている。
そうでなければ、ただのアベコベで終わってしまうコーデだけに、ファッションとはバランスが一番重要だと改めて気付かされるコーディネート例だ。
ホワイトパンツ
スタジャンとスカジャンをMIXさせたようなデザインのものまで・・・
こんなMIXしたデザインのものは、それ一枚だけで存在感が強すぎるため、かなり引き算する必要がある。
他に柄があるものはチョイスしてはいけないし、これ単体を活かすコーデを考えればホワイトデニムは選択肢として間違いではない。
ブラックパンツはハードになりすぎてしまうし、普通のブルーデニムはこのスカジャンには合わない。
カントリーな雰囲気が出てしまうので、ホワイトデニムが正解だと思う。
スポンサーリンク
デニムショーツ
http://chershore-blog.sblo.jp/
スカジャンにデニムショーツという、ちょっと見慣れないスタイルが逆に新鮮だった。
スカジャン、ハット、ショーツとそれ単体で見ればバラバラなアイテムなのに、バランスは悪くない。
ひとえにスカジャンのカラーを淡い色合いのものにしたことによって、トータルでうまく見せることができているのだと感じる。
足元のオールスターといい、全体のアイテム的にもカラー的にも非常にバランスが取れたコーディネートと言えるだろう。
スラックス
タイガーカモフラなスカジャンに、スラックスを合わせたシックなコーディネート。
こんなシックな着こなしにもスカジャンは対応してくれる。
あまりデザイン的に見ることのないタイガーカモフラなスカジャンに、パンツは七分丈のスラックスをチョイス。
スカジャン意外は、白カットソーにスラックスというシンプル過ぎるコーディネートが、これからの季節にピッタリ。
スカジャンの合わせ方は、以外にも多いことが分かっていただけただろう。
まとめ
今までレディースでスカジャンをコーデに取り入れるような流れは、ほとんどなかったと思う。
そんなスカジャンに光が差しそうな今年は、是非うまく着こなせるようチャレンジしてほしい。
見た目が受け付けないなんて思う人も多いとだろうが、一度袖を通してみると意外にもしっくりくることに驚くと思う。
自分の幅を広げるためには、新しい物を取り入れて消化していくことが一番の近道だ。
食わず嫌いをしないで、この派手なアウターを着こなしに取り入れて欲しい。
あなたが想像する以上にピタッとはまるはずだから。
コメント