このくそ寒い冬を超えることが出来れば、暖かい春が待っている・・・
春が来れば、ダウンやコートなどのアウターを着る必要も無くなり、ジャケットやパーカー、カーディガンなどでも日常を過ごせるようになる。
春先に取り入れたい服装としては、やはり『白のカーディガン』を第一候補として挙げておきたい。
なぜなら、春は新社会人や上京してきた学生など、新しい環境をスタートさせる人が多いからだ。
一年の中でも特に重要な春先の行動が、後々にまで影響を及ぼすことは非常に大きい。
第一印象として清潔感があって爽やかな印象を相手に与えることが出来れば、新しい環境でも最高のスタートを切ったと言えるから。
ロケットスタートを切るためにも、今回はメンズが春先に取り入れるべきホワイトカーディガンの着こなし方をまとめてみた。
カーディガンの良さ
気軽さ
カーディガンの良さといえば、パーカーと同様に気軽に羽織れるところにある。
夏場でも、屋内ではガンガンに冷房が利いているため男でも寒いと感じる時は多い。
そんな時にサッと羽織れるカーディガンは、とても重宝するアイテムだ。
何よりも生地が薄いものを選べば、大して荷物にもならない。
パーカーではカジュアルなコーデになってしまうが、ビジネスで着用しても問題ないという万能性も持ち合わせている。
清潔感・しっかり感
カーディガンの良さは気軽さだけではない。
その見た目の清潔感やしっかり見える部分にこそ、このアイテムの真骨頂があるのだろう。
女性が男性を見て良いと感じる着こなしの中に、必ず登場するのがカーディガンなのだ。
スーツを着た男性は3割増しに見えると言うけれど、それに通じるのがカーディガンなのかもしれないな。
着こなしの幅広さ
http://otokomaeken.com/ http://mens.tasclap.jp/
カーディガンの着こなし方法は実に多彩だ。
特に夏場や気温の高い日には、肩にかけてみたり、腰巻きすることで余計な荷物とならないことが有難い。
そんな無造作なコーディネートが、しっかりとハマってしまうのもカーディガンの特性なのだ。
コーディネートのワンポイントとして、取り入れてみてはいかがだろう?
昔からよく見るカーディガン
RALPH LAUREN(ラルフローレン)
アメリカントラッドな着こなしと言えば、ラルフローレンが第一に挙げられる。
言わずと知れたアメリカを代表するトップブランドであるラルフローレン
学生時代に愛用していた人も多いのではないだろうか。
昔と違い現在のサイジングについては、日本仕様のカスタムフィットも用意されているので取り入れやすいアイテムとなった。
胸元のポロマークがあまりにも有名過ぎるため、刺繍無しのタイプのものを敢えて選んでみるのが大人の着こなしと言えるのかもしれない。
Lacoste(ラコステ)
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/
胸元のワニのワッペンで有名なフランスのブランド『ラコステ』、日本ではポロシャツでの認知度が高いから知らない人の方が少ないね。
特にフレンチラコステや、日本仕様のシルバーラコステが有名だ。
フレンチラコステは身幅が狭く、着丈が短いスタイリッシュなシルエットが日本でも人気がある。
私が好きなのは、昔のテイストが残った古着にあるのだが、これはカートコバーンの影響が大きい。
緑のラコステのカーディガンに、クラッシュデニムをコーデしていたカートコバーンを必ず思い出す。
香港のブランドで『クロコダイル』というワニのマークがよく似たブランドがあるが、ラコステとは全く関係がない。
FRED PERRY(フレッドペリー)
ポロ、ワニと続いてフレッドペリーのトレードマークは『月桂樹』のアイコンだ。
イギリスの神憑り的なテニスプレーヤーのフレデリック・ジョン・ペリーが創設したブランドがフレッドペリーだ。
ブランド創設者自身がプロテニスプレーヤーだったこともあり、スポーティなラインを配したデザインのものが多いのも頷ける。
シンプルだけど着やすいデザインは、そのスポーティな要素に関わる部分が大きいからかもしれない。
スポンサーリンク
白カーディガンのコーデ5選
スウェットパンツ
クルーネックのTシャツに、パンツは同色のスウェットパンツをコーディネートしている。
足元はチョット派手目のスリッポンを合わせてユルユルコーデの完成だ。
カーディガンの前ボタンを開いたままなだけで、これだけ抜け感が出せるのは合わせるアイテムの上手さにある。
白いカーディガンというと、どうしてもキレイ目なコーデに合わせてしまう人が多いと思う。
こんな抜け感が抜群な恰好にも合わせることが出来る、非常に参考になるコーデと言えるだろう。
柄物
オールホワイトに抵抗のある男性には、一部に柄を取り入れたデザインのカーディガンをオススメする。
ハイネックになっているのもポイントとしてあるが、白いカーディガンはどうしても洗練されたイメージが強くて着こなせない、なんて人には取り入れやすいデザインと言える。
カジュアルなシーンでしか活用出来ないかもしれないが、まずは取り入れてみたいという男性にピッタリだと思う。
インナーは少し暗めのカラーを合わせ、パンツは真逆のブラックを合わせたコーディネート。
黒やグレーのカーディガンを合わせても良いんだけど、オフホワイトのカーディガンを合わせることで季節的に見てもバランスの取れたコーディネートと言えるだろう。
スウェット素材
インナー・パンツともにダークトーンでコーディネートしている。
むしろ、この位のコーディネートの方がカーディガンの『白』い部分が目立つのでオススメしたい。
足元までダークカラーで合わせてしまうと、やや重たいコーデになってしまう。
そのため派手なカラーのハイテクスニーカーを合わせる方が、ワンポイントとして目線を下げる働きをしてくれる分バランスを取りやすい。
これだけカジュアルな装いにマッチして見えるのは、素材がスウェットだから。
春先・秋口に活躍しそうなアイテムと呼べるだろう。
ハイゲージタイプ
インバーアランなどのハイゲージなニットタイプのカーディガンは、冬場にガンガン来てほしいアイテムの一つだ。
生成りに近いアイボリー色は、比較的合わせるアイテムを選ばらないため、カーキのカーゴパンツやデニムなどにも合わせられる。
モコモコ感がカワイイ部分なので、スニーカーを合わせてよりカジュアルに着こなすのも良いし、ブーツでキレイ目にまとめるのも有りと言える。
ショールカラータイプ
ショールカラーはキレイ目に着こなしたい時にベストなカーディガンの一つである。
インナーを重たい色味にするよりかは、ライトグレーなどの明るめのもので上半身を統一して、ブラックパンツを合わせるくらいがバランスが良く見える。
足元には黒のジャックパーセルを合わせ、極力シンプルにまとめたコーディネート。
まとめ
初対面でホワイトのカーディガンを着てる男性を見かけたらどうだろう?
簡単そうに見えて中々難しいコーディネートではあるが、周りを見ればグレーやネイビーといったカラーがほとんど。
そんな中でホワイトのカーディガンをキレイにコーディネート出来たとしたら、好印象なのは間違いない。
合わせる色味にだけ気を付ければ、大きく目立つことの出来るアイテムでもある。
今まで『白』に抵抗があったメンズにこそ、普段のコーデに取り入れてほしいと思っている。
コメント