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今年は暖冬なのか、昼間は暖かい日が続いているような気がするのは私だけ?
この寒い冬さえ終われば、もう少し外に出る気も起きるというもの。
早く冬が終わらないかなーなんてのが最近の本音かな。
春先が来ればやっとファッションを楽しめる季節が到来する。
ダークカラーが主流だった冬とは違い、様々な色合いのコーディネートを街中で見る事が出来るだろう。
そんな春先にオススメなのが『ステンカラーコート』だ。
何しろ昔の親父の着こなしの典型と呼ばれていたモノとは違い、最近のステンカラーコートはカラフルなものが多い。
今回はステンカラーコートを紹介しよう。
ステンカラーコートとは
後ろの襟が高く、前が低く折り返す形が特徴。ラグラン袖でゆったりとした着心地である。比翼仕立て(隠しボタン)で第一ボタンを締めなくても着ることが出来る。
「ステンカラー」は和製英語で、「ステン」はフランス語のsoutien(「支える」と言う意味。英語のsupportに相当)に由来するとも、後ろが立ち上がって前に落ちている襟からStand Fall Collarに由来するとも言われている。「バル」または「バルマカーン」とは、インバネスコートの由来ともなったスコットランド・インヴァネスの近郊にある地名バルマカーンに由来する。by Wikipedia
ラグランタイプの袖が主流だったが、あまりにも撫で肩を強調してしまう部分にもなりセットインスリーブのもの(普通袖ね)も増えてきた。
ウエスト部分にベルトが付いているものもあるし、比較的トレンチコートに似た形なのはベースがトレンチコートから派生したものだから。
カラー別オススメコーデ7選
ベージュ
一番無難に人気があるのが、やはりベージュカラーのステンカラーコートになるだろう。
これは、普段使い以外にビジネスでも使えるところが最大のポイントになるのかな。
これが一番ポイントになるのかもしれないね。
オフィスカジュアルのようなコーディネートと見える。
ジャケットはスウェット素材を合わせることでコナレ感が出ているし、パンツはちょい太めのコーデュロイをチョイス。
足元のレースアップブーツをブラウンにすることで、コートのベージュカラーと近いカラーリングでまとめたバランスの良いコーディネートと言える。
ネイビー
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ネイビーって無難だよね・・・
でもこれが一番しっくりくるんだから仕方がない。特にデニム好きの私は、コーデの中心がどうしてもネイビーに偏ってしまう。
ギャバジンではなくウール生地のステンカラーコートは、今の季節にピッタリなコーデが出来る。
ブルーデニムに茶系のチャッカーブーツを合わせ、トップはカーキのタートルネックを合わせたベーシックなコーディネート。
アースカラーは基本的に、どれもうまく合わせることが出来る。
合わせ方が分からないのであれば一番参考になるのはこのコーディネートと言えるだろう。
グレー
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ベージュ・ネイビーときたらグレーでしょうね。
ステンカラーコートを買う人が100人いるとするならば、ベージュとネイビーで6割を占めると思われる。
その次に来るのがこのグレーカラーではないだろうか。
どちらかと言うと、ベージュ・ネイビーはビジネスもカジュアルもいける雰囲気があるが、グレーはちょっと違うと思う。
カジュアルよりもビジネス向けに近いと感じるのは私だけ?
普段使いが出来ないことは無いが、購入する人は圧倒的にビジネス向けの使用と思われる。
なので、コーデとしたらオックスフォードのブルーシャツに、チャコールグレーのスラックスなんかが先ず浮かんでくるんだね。
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イエロー
イエローをチョイスする勇気があるのであれば、これほど目立つカラーもそうないだろう。
他の人と被りたくない人は、イエローを選ぶ事で全ては解決する。
カラフルなカラーの洋服に着慣れない人にとっては、少しコーデに迷いが生じるかもしれない。
ただ、意外に合わせてみると上手くまとまるので、試着だけでもしてみよう。
アウターがこれだけヴィヴィットだと、コーデするアイテムは何にしようか?
何て考えてしまいそうだが、比較的プレーンなものをコーデするのがベスト。
リジットのデニムは確実に合うことはもちろん、ホワイトデニムや普通のブルーデニムも問題なく合わせることが出来る。
足元はチャッカーブーツを合わせているが、ブルーのスニーカーなんかも合わせやすいのでオススメだ。
レッド
レッドも鮮やかなカラーだけに、中々コーデに取り入れるには勇気がいるかもしれない。
ただ合わせてみると食べず嫌いと同様に、結構イケルことが分かると思う。
人間の主観ほどいい加減なものはないのだ。
クラッシュデニムをロールアップして白のスニーカーを合わせてみても、特段おかしなところはない。
普通にベージュやネイビーをコーデするよりも、メリハリがつく分目新しさを感じてしまう。
ダウンジャケットなんかは、かなり派手なカラーでも問題なくコーデ出来ることと同様に、他のものと置き換えてみると自分のコーデの幅が狭くなり過ぎていることに気付けると思う。
インナーにはネイビーやホワイトのニットを合わせて、ブラックパンツを合わせても良いしコーデの幅は狭まることはないことが分かると思う。
ブルー
ステンカラーコート自体、基本的にキレイ目なコーディネートに使う人が多いと思う。
元々、ビジネス向けにコーディネートされてきたことのイメージが強すぎることが原因だと思われるが、実際カラーが変わることで着こなしの幅も大幅に変わってくる。
スウェットパンツや、パーカーを合わせてもこれだけマッチしてしまうのは、カラーが与える影響度の高さゆえのことだろう。
どんなにビジネス寄りのシルエットだとしても、色が変われば合わせられるものがこれだけ増える。
春先ということを考えても、今年は派手なカラーにチャレンジしてみても良いのでは?
グリーン
個人的に一番欲しいステンカラーコートのカラーはグリーンだ。
正確には、もう少し深緑のタイプのものを今年はコーディネートに取り入れたい。
それはなぜか?
ちょっと頭脳派なイメージがあるのと(ウソ)、グリーンが個人的に盛り上がってることも大きな理由の一つ。
ベージュのチノパンに、カレッジスウェットなんて王道コーデに合わせても良いし、普通にブルーデニムを合わせてもカワイイ。
今までグリーンを取り入れて来なかった分、着こなしてみたいし間違いなく使いやすいと思っている。
だから今年の春は、グリーンのステンカラーコートで決まりでしょ!
まとめ
ここまでまとめてみて思うことは、カラフルなチョイスをしても面白いし、ベーシックなカラーでも安心してコーデに取り入れることが出来る。
どちらかと言うと、派手目なカラーを『ポンッ』と取り入れることが出来る奴が、今年の春にどれだけいるんだろう。
若い人は、抵抗がないので取り入れることに迷いは無いと思う。
40手前のオッサンこそ、こんなカラーリングが出来ると私なんかは『おっ!かっこいい!!』なんて思ってしまう。
今年の春には街中の女性よりも、カラフルなステンカラーコートを着こなすオッサンの着こなしに注意して見てみようと思う。
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