ファッションとアウトドアはクロスオーバーする・・・
私が学生時代よりもっと前から、アウトドアブランドは人気があった。
学生時代にとにかく人気があったのが、ノースフェイス・パタゴニア・グレゴリーなど。
とにかく機能性は折り紙付きな上に、ファッション性も高いものが多い。
殆どの人はアウトドアファッションとして取り入れるだけだから、タウンユースで着るだけではもったいない。
そんなことを思いながらも、アウトドアブランドについて勝手にランキングにしてみることにした。
人気アウトドアブランドランキング
1.patagonia
マウンテンパーカやフリースが欲しくてたまらなかった学生時代、パタゴニアはアウトドアブランドの中でも『王様』みたいな存在だった。
パタゴニアは日本で人気があるだけでなく、世界中にファンを持つ最もメジャーなブランドという位置付けだ。
環境面にも配慮したオーガニックコットンや、ペットボトルをリサイクルした素材を使用するなど研究開発にも余念がない。
今後も、この快進撃は続いていくと思う。
2.THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)
日本ではパタゴニアとともに、最も知られているアウトドアブランドと言えるだろう。
ゴアテックスパーカや、ダウンジャケットがメジャーなアイテムと言えるかもしれないが、ストリートブランドとのコラボレーションも盛んに行われている。
SupremeやSHIPS・BEAMSなどのメジャーセレクトショップとの別注商品の取り扱いなど、その人気は、私が学生だった頃と比較しても留まることを知らない。
ノースフェイスはデザイン性と機能性のバランスが抜群に良い。
それが日本で人気が高い一番の理由なのかもしれないな。
基本的にウェアは当然人気が高いんだけれども、最近はリュックが非常に熱い状態か。
私も欲しいタイプのものが売切れてしまったことで別のものを購入してしまった。
[ザ・ノース・フェイス] リュック BC FUSE BOX NM81630 K ブラック
使い勝手の良いボックス形状のリュックはビジネスマンにも大人気。
会社に行く途中に、このリュックを背負ってるスーツ姿の人を良く見かけません?
耐水性と耐摩擦性に強く、機能性も抜群なので人気な理由も良く分かる一品。
15incのPCもそのまま入るパッド付きスリーブに、容量も36Lと普通に通勤するなら十分というサイズ感。
レビューも高い商品なので、4月からの新入社員の方なども職種によっては十分に通用する。
たくさんの本や書類を入れても型崩れする心配もなく、さすがノースフェイスと言ったところか。
3.Karrimor(カリマー)
バックパックで有名なイギリスの名門カリマーは、普段使い出来るアパレルを2013年にがらりとデザインを変更した。
それ以前よりデザイン性については注目していたが、より街着で使えそうなアイテムが増えたという印象を受ける。
色使いがキレイなモノが多く、ファッション性はかなり高い。
だからと言って、本格仕様が無くなったというわけではない。
バックパックがかなりヤバイ。
イギリスの軍や警察の特殊部隊のために開発されたSFシリーズは、超過酷なミリタリー仕様ということもあり機能性が抜群なのは言うまでもないのだが・・・
ヤバイのはこの迷彩のデザイン、完全に一目惚れしてしまった・・・
1975年に田部井淳子が女性としてエベレストに初登頂に成功したとき、使用していたのはカリマーの製品だった。
(カリマー エスエフ) karrimor SF プレデター30 カモ(マルチカム) 30L Multicam PREDATOR-30C
これは普通にヤバイだろ。
こんなヤバイというバカっぽい言葉を使ってしまうほど、男心をくすぐるアイテムなわけだ。
ブランドロゴと迷彩パターンのバランスは言うまでもなく、30Lという容量がタウンユースに使うなら比較的実用的というところも大きい。
一番のポイントは迷彩がマルチカムなおかげで、アーミーアーミーしておらずその辺のデザインにおしゃれさを感じてしまう。
デザイン性だけで機能性が伴わなければ、ただのクソみたいなものに成り下がるが、上に挙げた通り、軍やメジャーな登山家に使われる程の信頼性を保持している。
リュックに使われている生地だって、通常の生地の2倍以上の1000デニールを採用している本物なわけだ。
一度使いだすと、その機能性に手放せなくなるのがアウトドアブランドが作るリュック類。
その中でも特に凝りに凝った本物の使い心地を感じてほしい。
4.ARC’TERYX(アークテリクス)
アークテリクスは、極寒の地カナダ生まれのブランドだ。
そのストイックな哲学に基づいた機能性及びデザイン性については、極度にシンプルなものを追及していることに特徴がある。
人間が直感的に感じる事の出来るものを重視した機能性とデザインは、今までの既成概念に囚われない自由な発想からきているものが多い。
そのような革新性や新しい発想を大事にするからこそ、高い品質を保ってたプロダクトを供給出来ているのだろう。
日本で知名度が上がったのは、やはりBEAMSに取り扱われたとき。
ちょうど私が大学卒業して働き出す位のときだったと記憶する。
5.MAMMUT(マムート)
マムートは、スイスに1863年に発祥した登山及びスポーツ用品全般を取り扱う総合メーカーだ。
その歴史は150年を超え、ヨーロッパでも古参ブランドの括りに入る。
アパレルを手掛けるようになったのは、意外にも40年前と最近(でもない)になってからではあるが、そのデザイン性はかなり高いものがある。
本場のアルペンでは、マムートやノースフェイスを着ている人を良く見かける。
マムートのデザイン性は、アウトドアブランドには珍しいタイトなサイジング(手足が長い)にあると言える。
普通の日本人体型で着こなすのは難しいのと、価格もそれなりに高い。
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アウトドアタウンユースコーデ
本格仕様ではなく『街着』に落とし込んだコーデを何点か紹介しよう。
マウンテンパーカ
きれいなブルーのマウンテンパーカに、薄いサックスブルーのボタンダウンシャツをコーデ。
パンツはベージュのチノパンでまとめている。
オーソドックスなアウトドアアイテムをコーデしたスタイリングだ。
スポーティな雰囲気が男らしさを表現してくれる。
インナーにシャツを合わせることで、すっきりとした印象とタウンユースな着こなしを感じさせてくれる。
フリースベスト
ジャケットの上に、パタゴニアのフリースベストをコーディネートする男性。
日本でこのような着こなしに出会うことは少ない。
フリースベストをジャケットの上に羽織る感覚が新鮮だった。
ジャケットのVゾーンにはマフラーで防寒性も確保出来るし、フリースとの相性も良い感じ。
これぞタウンユースにアウトドアアイテムをミックスさせた、コーディネートの代表と言えるだろう。
フリースジャケット
パタゴニアのフリースジャケットに、スキニーパンツを合わせたコーディネート。
冬場のコーディネートに、フリースジャケットは使い勝手が良い。
何よりも暖かさは言うまでもなく『軽い』のだ。
ダウンジャケットとはまた違う軽さゆえに、ヘビーローテーションしてしまうのも頷ける。
オシャレで軽いんだから言うこと無し。
ゴアテックスパーカー
ノースフェイスのゴアテックスパーカーに、スキニーデニムをコーデしたスタイル。
タウンユースに活用するゴアテックスパーカーには、ノースフェイスをチョイスする人が多い。
この辺はデザイン性と機能性のバランスからか。
カラーはベージュ×ブラックのツートン仕様で、カジュアルな街着にはピッタリのデザインと言えるだろう。
バックパック
カリマーのバックパックを背負った夏のコーディネート。
本格仕様のリュックを背負うだけで、アクティブ感が1.5倍されるし女性が大きなバックパックを背負ってるのがグッとくる。
ノースリーブのカットソーにデニム、スリッポンという軽装時にはバックパックが大きなインパクトを与えてくれる。
何か一つワンポイントが欲しいときには、着こなしに取り入れてみることをオススメする。
シェル
http://okeeffenews.blog89.fc2.com/
完全防水のハードシェルもアークテリクスにかかれば、ここまでヴィヴィッドなカラーでお洒落に仕上がる。
シェルは、レインコート代わりに使用することも出来る便利なアイテム。
ここが街着とはいえ、アウトドアブランドが持つ機能性が如何なく発揮されるポイントか。
普通に、ブラックパンツにスニーカーという基本的なコーディネートでも使えるし、
ワードローブにアウトドアなものを一つ持っていれば、何かと使える事は間違いないのだ。
まとめ
アウトドアブランドの中でも特に人気も知名度も高いものを、私の個人的主観を交えてランキングしてみた。
パタゴニアが1位なのは、昔学生の時に買うのに苦労した記憶が鮮明に残っているからという理由がかなり大きいのかもしれない。
その他のブランドについては、個人的な主観も含めそのまま好きな順番にランキングしてみた。
機能性・デザイン性ともに持ち合わせたアウトドアブランドを、普段のワードローブと組み合わせない手は無い。
これをいれるだけでも、コーディネートの幅自体が無限に広がるし、それ以上に急なイベントにも対応出来る(山登りとか・・・)
機能性で助けられる部分も大きいゆえ、何かお気に入りのブランドがあれば一度見に行ってみても良いのではと思う。
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