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ファッションは奥が深い・・・
何だか毎度同じような事を言ってるようで申し訳ないが、事実なんだから仕方がない。
何がそう思わせるかって?
それは今回の記事に直結するのだが、ニット帽の被り方一つを取って見ても、ファッションを生かすか殺すか結果は大きく変わる。
いや、話が大きくなり過ぎた。ニット帽の被り方一つでも見え方が異なるということを言いたかっただけ。
今回はニット帽のおしゃれな被り方について、考えていこうと思う。
ニット帽の特徴
ニット帽の特徴として一番に考えられるのは、『髪型をセットする必要が無い』ということに尽きると思う。
クソ忙しいなか、髪型をセットするのはメンズにとっては面倒極まりない。
そしてファッションの構成要素として髪型の占めるウェイトが大きいのもやっかいなポイントだ。
その面倒さと、ファッション性の二つを補うために表れたと言っていいのが『ニット帽』と言えるかもしれない。
①冬場の寒さも凌げる
②カラーも多くファッション性も確保
③面倒な手間がない。
この3点がニット帽を被る上で、最高のメリットと言えるのではないだろうか。
ニット帽のおしゃれな被り方
しょせんたかがニット帽と、あまり舐めていると痛い目に合う。顔の輪郭や、頭の形によっても似合う条件というのは限られるから。
いかにおしゃれに被るか?
その注意すべきポイントを挙げていくことにしよう。
バランス
被るときに一番に考えなければいけないのは『バランス』だ。
ここが抜けてしまう人が多いため、本当は似合うものがあるのに巡り合う前に「おれは似合わないから・・・」となってしまう。
一番大事なバランスを考える上で、画像の①と②の距離が同等になるか、同等に近い距離感を意識してニット帽を被るようにしよう。
どちらかと言うと②の数値が小さくなることで、顔の大きさを小さく見せることが出来るため、この距離感の上げ下げで顔の見え方は全く変わる。
顔の大きな人にニット帽が似合わない理由として、①・②のバランスが極端に②に振れてしまうことが原因である。
ニット帽の種類
ニット帽といっても種類は様々にあるため、どれを選べば良いのか迷ってしまうと思う。
代表的なパターンのみ紹介していくことにしよう。
ビーニー(ワッチ)
ビーニーは見たまま『ザ・シンプル』というくらいにシンプルな見た目のニット帽。
名前の由来を調べてみたが、実は明確な言葉の定義が存在しないものだった。
要は、リブの折り返しがないもの、そのままシンプルな形状のものがビーニーということにすることに今決めた。
ワッチと呼ばれることもあり、より訳が分からなくなることがあるかもしれないが、あまり気にすることはないだろう。
テロンとした薄いタイプのものもあり、春夏に使えるコットン素材のものもある。コットン素材はそもそもニット帽ではないか?
オスローハット
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つばのついたタイプのもので、リブの重ね部分を伸ばすことが出来るので、耳まですっぽりとかぶることが出来るのが特徴だ。
深めに被ることが出来るので、冬には防寒性も確保することが出来るし2通りの被り方が楽しめるニット帽。
先端のつば自体がアクセントにもなるし、比較的顔を見せたくなかったりするときには有効なタイプのものと言えるだろう。
何よりも着る服をまったく選ぶ必要のないsimple is bestなニット帽と言えるだろう。
正ちゃん帽
頭のてっぺんにボンボンのついたカワイイタイプの帽子と言える。
特に冬の装いで女性にこれを被られたら、一発でやられてしまう男子も多いと思う。
『正ちゃん帽』という名称の由来は、大正12年頃に大流行した4コマ漫画「正ちゃんの大冒険」の主人公正ちゃんが被っていたことを起源とする。
とにかく‛‛ボンボン’’が付くことで、勝手に柔らかさ・カワイサの出てしまう嬉しいアイテムなのだ。
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シベリアンニット(名前が分からず仮)
とりあえずシベリアの寒さにも対応しているだろうと期待して勝手に名付けさせてもらった。
メンズというよりは、レディース諸君に被ってもらった方が明らかに似合うニット帽と言えるだろう。
とにかく特徴としては、ファーが耳当てになるということで防寒性能は紹介した中でも最高クラス。
とにかく顔が大きい人には似合わないため、小顔さん専用モデルと言える。
ニット帽のおしゃれなコーディネート
ビーニー
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カーキのフライトジャケットに、インナーとデニムをネイビーでコーディネート。
ある意味黄金の組み合わせ、ワンポイントに明るいビーニーをライトグレーにすることでメリハリがついたスタイル。
グレー、ネイビー、カーキとどれも組み合わせとして相性が良いカラーコーディネート。
ニットキャップ
トータルカラーとしてグレーをチョイス、ニットキャップは浅めに被り顔全体がハッキリ分かる。
オールワントーンのコーデとして取り入れやすいスタイルと言えるだろう。
ニットキャップを浅めに被る際には、前髪を出してしまうと幼い印象を与えてしまうため、コーデによっておでこを出す・出さないを使い分けてみよう。
ニットキャップ(先端長め)
ニットキャップに、上半身にもニットを合わせたニットオンニットのコーディネート。
エンジ色のニットキャップがポイントになっている。
おでこ全出しスタイルは、顔の小さい人が出来る専売特許みたいなもんだ。
それに相当な男前でない限り、かなり難しい被り方と言えるかもしれない。
自分の顔に自信があるのであれば止めはしない、好きなように被ればよい。
ただ少しでも自信が無いのであれば、少し深めに被ることをオススメする。
サマーニットキャップ
ニットキャップを被れるのは冬だけではない!!
全てのニットキャップがウールで出来ている訳では無く、当然コットンやポリエステルで出来たものもある。
生地自体が薄いため、春夏にも十分に着用が出来るのだ。
オフィスカジュアルな少しキレイ目なスタイルとも、ニット帽はしっくりくる。
コーディネートをあまり考える必要もなく取り入れることが出来る。
オスローハット
オスローハットはつばがある分、比較的合わせやすいアイテムと言えるだろう。
四角形な顔型タイプの人に似合うニット帽、全体をボックスシルエットでまとめてみても良い。
ニットキャップxサングラス
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ニットキャップと最高に相性が良いのがサングラス、深めに被るとワイルド感が強まるし浅めに被れば、ちょっと抜け感が出て良いと思う。
小物を組み合わせて使うことで、見え方が大きく変わってくる。
同じようなコーディネートの人が街に溢れる中、ニット帽やサングラスを上手に取り入れコーデに差をつけよう。
まとめ
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ニット帽は、めんどくさがりな男性にとって救世主のような存在だ。
特に冬場の寒さを凌ぐためという基本性能はもとより、外見的にもワンポイントになるし手軽に利用できるのもポイント高い。
寒い中、髪型をセットしてなど手間を省けることを考えれば、取り入れない理由がないと思う。
そんな最高なニット帽について、おすすめ出来ない人達もいる。
ここを触れずに終わるわけにもいかないので、さらりと紹介しておこう。
やはり顔の大きい人達にはあまりオススメはしない。
よく、顔が大きい人でも似合うニット帽なんて薦める輩がいるが私はしない。
小顔と大顔が同じニット帽を着用して並んだときに、やはり大きな差を感じることだろう。ここは避けられない問題だ。
普通に格好良い奴でも顔が大きいと帽子類は似合わない。
無理して取り入れるのではなく、髪型をいかしてコーデした方が相手に与える印象もまったく異なると思う。
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