シンプルな洋服を着こなす人に憧れる人は多いと思う。
私も昔から色々な系統の洋服を購入してきた。
20年以上経ってみて思うのは、結局行き着く先には『シンプル』な着こなしに落ち着くということ。
年齢を重ねていくに従い、自分に似合う服装も固まってくる。
途中途中で色々とブレながらも自分らしい服装が分かってくる。
そんなことを考えてたら、シンプルな服装が格好良く思える人とは『自分らしさ』を身に着けた人のことを言うのかもしれない。
『自分らしさ』は奇抜な格好だけに表れるものではない
最新のトレンドを加味した服装も確かに素敵だと思うけど、その人が持つキャラクターよりも洋服のインパクトが勝ってしまうのは何だかなーとも思う。
トレンドを追うのではなく、自分なりの基準を見つけ定番ものをシルエットや色使いを含め選んでいく。
この選択の繰り返しが自分らしさを表していくのだろう。
『究極のベーシックを目指す』
その積み重ねが何気ないシンプルな服装でも、それが自分らしさとブレない基準が出来てくる。
その結果、気張らずとも『なんだかシンプルだけどおしゃれ』が完成されていく。
そのことを頭に入れて、自分なりの基準のもと洋服選びを行ってきた。
着こなしの幅が狭い私
私はもともとベーシックな服が好きだった。
トレンドに左右されない定番ものは、何年経っても色褪せることはなく自分のワードローブに溶け込んでいく。
周りから見ても、私らしさというものが理解されているよう。
たまに冒険したような服装をした時には「いつもと印象が違う」なんて言われる。
いつの間にか、定番シンプルな服装が私らしさと一致していた。
正直言って着こなしの幅については、それほど広いわけでもない。
むしろ、自分の型が決まってしまったことについて少し悩むこともあった。
かといって、いつものスタイルと異なる着こなしをした日は、やはり落ち着かないしどこか自分らしさが失われたような気がして気持ち悪い。
そんな時に自分が行き着いたスタイルを極めていくことが、一番自分らしい姿なんだと確信したわけだ。
シンプル・ベーシックは難しい
シンプルな着こなしは奥が深く、そして難しい・・・
ブランドものを買えば良いのかといえば、そんなことはなく素材やシルエットを見極めていく作業はある程度経験がものを言うのも確か。
数々の失敗があるからこそ、その中で自分のスタイルが確立していくわけで一朝一夕で出来上がるものではない。
シンプルだから誤魔化しも効かないし、頭で考えた積み重ねの回数によってよりおしゃれが上達していくのだと思う。
ミリ単位のサイジングにこだわるようになってくると、身幅・着丈等の数値から着た時のイメージと実際に着用した時の誤差が少なくなっていく。
日々の積み重ねは確実に自分のアイテム選別、コーデ技術に反映されてくるのだ。
流行に左右されないスタイルの完成
流行ドンピシャな服装ではないのにおしゃれに見える。
古臭く感じない。
シンプルな服装が似合う人は強い。
なぜなら流行に左右されないから。
まずは自分らしさを作り上げるために鉄板で『必ず似合う組み合わせ』を作ることから初めてみよう。
これから何回かに分けてそんな情報も配信していければと思っているので期待して待っていてほしい。
まとめ
シンプルな服装で自分のコーディネートを構築していく。
大人になればなるほど、ガチャガチャとした服装に違和感を覚えるのは私だけではないはずだ。
気付けば、派手目なもの・奇抜なものを選ばないことが多くなり、無駄なものが削ぎ落とされていく。
その結果として、シンプルなコーディネートへと落ち着いていくわけだが。
はじめからシンプルな服装をすれば、それで解決するわけでもない。
なぜなら、紆余曲折様々なコーディネートを試した結果、シンプルに行き着くことで洋服全体を俯瞰して見ることができるわけだから。
なので、はじめは自分の好きな服を着るというスタイルで良いと思っている。
この辺の話をすると長くなってしまうので、また次回の機会にお伝えしよう・・・
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