スウェットとデニム
今のファッションシーンに欠かすことのできない、2大アイテムであることには誰も異論は無いだろう。
アスレジャーをきっかけに、デニムを凌ぐ勢いで普及するスウェットパンツ。
かたやアメリカンカジュアルの代表アイテムであり、ファッションシーンでマストなアイテム。
王道アイテムであり、かつ定番中の定番なのがデニムと言える。
この2つの良いとこどりをしたのが、スウェットデニムということになる。
この2つの良いところを掛け合わせした『ハイブリット仕様のスウェットデニム』が、現在のファッションシーンにおける最強アイテムと呼べるのではないだろうか?
いままで私はスウェットデニムを邪道なアイテムだと感じ、一切紹介しようとも思わなかった。
でも、それこそ旧石器時代の考え方で、新しいものを受け付けないじじい的な発想だと気付かされた。
だから今回はスウェットデニムについて話をさせていただこう。
ハイブリット?
なぜハイブリットと表現したのか?
それは、ハイブリットという言葉が一番適切な表現だと感じたから。
「ハイブリッド」という言葉は、英語で「異なったものを混ぜあわせる」という意味を表し、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて、お互いの長所を生かし、燃費向上と排気ガスの低減を実現する環境にやさしい車のことを「ハイブリッドカー」といいます。by ハイブリット専門店PROGRESS
スウェットパンツの長所である伸縮性、動きやすさにデニムの持つ風合い、見た目のハードさを掛け合わせたものがスウェットデニム。
スウェットデニムという言葉自体がダサいので、何か違う名前をつけてほしいところ。スニムなんていかがでしょうか・・・
おすすめのスウェットデニム
Ron Herman
セレブリティハイカジュアル代表のロンハーマン、もはや何も語る必要のないほど日本でもブランド認知がされている。
ヴィンテージマニアだったロンハーマン氏がこだわる、そのロンハーマンデニムの出来栄えは他の追随を許さない。
スウェットデニムについても、まるでダメージデニムそのもの。
これがスウェットなんて、一見しただけではとても信じることができないだろう。
ハイカジュアルブランドなため価格は高いし、目ぼしいものはすぐに無くなる。
オークション等でもプレミア価格で取引されるメジャーブランドの一つだ。
AG
アドリアーノ・ゴールドシュミットが手掛けるAGのスウェットデニム。
かつては、全盛期のディーゼルのディレクターなどを手掛けたデニム界の生き字引的存在だ。
AGデニムは色落ちを8year、13yearなど年数で表現しているのが特徴、ジョガータイプの新しいデニムは履き心地も抜群に良い。
デザインと履き心地を兼ねた、高級デニムブランドがAGなのだ。
もう少し価格を抑えてくれると有り難いのだが・・・
DIESEL
10年前はかなり愛用していたディーゼル、今は人気もだいぶ落ち着いたと思うがそのクオリティは昔のままなのだろうか?
当時はメイドインイタリーやモロッコ製のものが主流だったが、今はどこで生産しているのだろう?
その辺が気にはなるが、デニムと言えばここという勝手なイメージもあり紹介させていただく。
脚の短いアジア人には嬉しいレングス30があるのもディーゼルの特徴と言える。
シルエットもスキニータイプのものが多く、タイトシルエットが好きな人にはピッタリかもしれないね。
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Oblect
https://page.auctions.yahoo.co.jp/
オブレクトは、ハリウッドランチマーケットなどで取扱のある日本xスウェーデンのコラボレーションで出来た珍しいブランドだ。
自然な大人のワードローブというのがコンセプトだと思うが、海外ものにありがちなやりすぎ感はまったくなく、ナチュラルな仕上がりになっている。
日本デザインと北欧デザインを掛け合わせた、これまたハイブリッドと呼べるものになるが、価格帯もそれほど高くなく(ロンハーマン、AGと比較して)、手に取りやすい価格設定と言えるだろう。
YANUK
レディースでは美脚デニムとして昔から有名なヤヌーク。
2016年よりメンズラインがスタートし、私もホワイトデニムを購入させていただいた。
➡白パンツをコーデに取り入れるだけでモテ度3割増し!メンズ必殺のアイテム
履き心地は素晴らしく、シルエットも抜群に良い。
履き心地の何が素晴らしいかと言えば、ウエスト部分の特殊加工にすべてが詰まっている。
私のような腹の出たおじさんでも、問題無く履きこなすことができる神シルエット。
他のデニムブランドでは、到底真似のできないもの。
そんなヤヌークのスウェットデニムは、非常に期待できるものになるのは間違いない。
G-STAR RAW
G-STAR RAW ジースターロウ スウェットデニムパンツ ARC 3D SPORT TAPERED【300円オフクーポン配布】【楽天スーパーDEAL】
オランダアムステルダムでブランドスタートしたのが1989年と30年近くの結構歴史が長いブランドのジースター。
アーミーやワークテイストを施した、ヨーロピアンアメリカンカジュアルを体現するデニムを主力とするブランドだ。
個人的には、ディーゼル同様に主張しすぎるデザインがあまり好きではないものの、独特なシルエットがゆえに固定ファンは多い。
価格は2万円近い金額だが、12,800円位が個人的に理想的な金額だと思う。
スウェットデニムのコーディネート
ここからはスウェットデニムの着こなしについて詳細をお伝えしていこうと思ったが、ひとつここで気付いたことがある・・・
そう、デニムと見た目が一緒なのでスウェットデニムだと分からない・・・
ということでコーディネートはありません・・・
まとめ
スウェットとデニムのハイブリットは良いことばかりなのか?
懸念されることとすれば、スウェットの耐久性の無さが一つ上げられると思う。
ビヨンビヨンに伸びてしまった際に、洗濯すればある程度復活するだろうがそれにも限界がある。
なので、その辺の耐久性を除けば良いとこばかり。
是非スウェットの動きやすさとデニムの男らしいデザインを合わせ持つ、スウェットデニムを履きこなしていただきたいと思う。
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