お気に入りのニットがほつれる・・・
これほど腹の立つこともない、誰にこの怒りをぶつければいいのか?
大概ほつれの原因となるのは、うちの子供達であることがほとんど。
意味も無く少し飛び出した毛糸を見つけては引っ張って遊んでいる。
ニット程、繊細なファッションアイテムは無いんじゃないかな?
マジックテープに張り付いてはほつれてしまう。
ほんのわずかなものに引っかかってしまっただけで簡単に毛糸が飛び出している。
ほつれた部分が気になって夜も眠れないのは、私だけではないはずだ。
しかもほつれた部分がやけに目立つし、新品で買ったばかりのときにこの現象に見舞われると、かなりテンションもガタ落ち。
速攻で直す方法を紹介しよう。
ニットのほつれが起きたとき
腹を立てる前に直す方法を考える
お気に入りのニットがほつれたらどんな気分になるだろう?
しかも買ったばかりの高級カシミアンニットだったりした時は、もう怒りを通り越してどうすれば良いか思考停止状態になると思う。
新品で買ったばかりでなかったとしても、気に入っているものはヘビロテしがちになるのが人間の心理だろう。
登場回数が多くなればなるほど、何かに引っ掛ける可能性も高くなる・・・
そんなことばかり考えていては、ニットを着ることよりもほつれが気になってお洒落をしてる場合じゃなくなる。
ほつれたニットは、そのほつれた状態を我慢して着るか、思い切って捨てるしか方法がないのだろうか?
自分で直す
実はこのニットのほつれについては、自分でどうにか直すことが出来る場合があるのだ。
その方法とは、ニットの表面に飛び出してしまった毛糸を裏側から引っ張るだけ。
裏側から引っ張ることで表面のニットが裏側に引き込まれ、そのうち見えなくなる。
この状態までくれば、とりあえず作戦は成功だ。
だが、まだこれだけでは完璧でないので、裏側に飛び出したほつれを直すために補修剤(接着剤)を塗ればOK。
これをすることにより、再度ほつれが起きないようにすることが出来た。
表面のほつれた毛糸が見えなくなると、その分裏側にほつれた毛糸が出てきます。
表のほつれ糸を引っ張りだせないとき
自分でほつれをうまく引っ張り出せない時もあるため、そんなときは補修針を使うとうまく出来る。
ニットのほつれた毛糸の根元に補修針を刺し、そのままニット裏にまで突き刺して引き抜くことで簡単に裏側に引っ張り込むことが出来る。
あまり裁縫が得意で無い人でも、この補修針を使うことで簡単にほつれを直すことが出来るのだ。
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クリーニング店を利用する
ここまでは自分で何とか直す方法を案内してきた。
ただ、素人の技術には限界があり『大きな穴』などを塞ぐ専門的な分野になれば、自分でどうにかするレベルを超えてしまう。
そんな時には、近所のクリーニング屋さんに相談してみるのも手だ。
最近のクリーニング店では、このような補修作業にも対応しているお店が増えている。
かといって、すべてのクリーニング店が対応しているわけではないため要確認事項にはなるが・・・
相場は一穴/500円程度の料金になると思う。
洋服の直しやを利用する
クリーニング店で対応出来ない時は、もう直しの専門店に持っていくしかない。
直しのプロなので、大抵の依頼には対応してもらえる。
料金的には、クリーニング店の相場価格よりは上回ってしまうかもしれない。
それ以上に自分でやるよりも、プロに任せた方が格段にキレイに直してくれるのは間違いない事実だ。
特に大切にしているものや、失敗が許されないものについては直しやさんで相談しながら補修してもらうことをオススメする。
まとめ
ニットを愛用する以上、ほつれの問題が解消されることは絶対にない。
これは100%間違いなく起こり得ることなので、防ぎたいけど防ぎきれない問題なのだ。
そんな『ほつれ』を発見したとき、どれだけ早く対処出来るかがカギになる。
ほつれが分かっていながら「まあ、後で直せばいいや」なんてその場をやり過ごしてしまうと、そのほつれの範囲が広がってしまったり、最悪は大きな穴になってしまうこともある。
ほつれの範囲が広がれば、自分で直せる範疇から専門家に渡さないと直せない状態になってしまい、結果お直しの料金が高くなる。
なんとか早期発見した時に、そのほつれを直してしまおう。
特に大切なニットに穴が開いては、元も子もない。
大切に着ることはもちろん、小さいうちに直すことを心掛けるだけでも着用可能年数は変わってくるのだから・・・
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