今年の春夏に大流行するのが間違いないアイテムって何だろう?
それは間違いなく『カットオフデニム』で決まりだ。
カットオフデニムって何?
なんて人には、裾をちょん切ったデニムと言った方が話は早いかもしれない。
裾をちょん切ったデニムの何が良いのか?
一番の理由は、足元がスッキリと見えることが最大のポイントになると思う。
夏のクソ暑い中、デニムを履くだけでも至難の業。
少しでも涼し気に見せたいところに、去年はロールアップなんてのが大流行したが、ロールアップにも問題があった。
もたついて見えること・・・
ロールアップを否定するわけではないが、2回以上捲るとダマのような形になってもたつき感を感じてしまうのも確か。
そう、履くデニムのレングスの長さに影響されるし、何よりも捲る行為自体が面倒なところでもある。
そんな問題を解消してくれるのが、カットオフデニムというわけだ。
女性にとっては、これから薄着に切り替わっていく中、足元は特にスッキリと見せたい部分だと思う。
今年の春夏に最重要アイテムになると予測されるカットオフデニムについて、おすすめのコーディネートを紹介させていただこう。
最旬のカットオフデニムコーデ6選
白シャツxダメージ加工
かなり激しいダメージ加工のカットオフデニムには、白シャツなどの清潔感のあるトップスがピタリとはまる。
この夏はこのスタイルで街を歩く女性が、かなり多くなりそうな予感がする。
足元はスニーカーでもスリッポンでも問題なく合わせられる。
デニムをスキニータイプをコーデして、足元はヒールなんてのも女性らしさが出るコーディネートだと思う。
いずれにせよ、上下のニュアンスの落差でバランスを取るのがダメージカットオフデニムの着こなしのポイントになりそうだ。
ホワイトTシャツxサンダル
ほどよくフィットしたストレートのカットオフデニムには、シンプルにTシャツなんかを合わせるのが今年の気分。
カットオフデニム自体が存在感のあるアイテムな分、他で引き算しておくのがポイント。
特にトップスと足元を極力シンプルにまとめることによって、自然とトータルバランスで良く見えるからだ。
カットオフデニムはちょっとワイルドな雰囲気がある。
Tシャツやサンダルを合わせることで、より最大限に『ぬけ感』を作れるコーディネートと言えるだろう。
ホワイトデニムxヒール
オールホワイトでコーディネートした場合、普通のホワイトデニムでは味気なく感じてしまうことの方が多いのでは?
それにホワイトは膨張色なため、下半身にコンプレックスのある人は、ただそれが理由なだけで敬遠してしまうと思う。
そんな時にカットオフデニムは救世主になるだろう。
普通のデニムであれば、どうしても足元まで隠れてしまう分、足が太い人にとってはモッサリ感しか残らない。
カットオフデニムを合わせることで、モッサリ感が軽減されるのと足首がスッキリと見える事で足の太さに目がいかなくなる。
これはカットオフの部分に視点が移ることが一番の理由だ。
ここにヒールを合わせることで、よりシルエットはスッキリとまとまる。
ワイドシルエット
ワイドシルエットなカットオフデニムを選ぶなら、断然ホワイトで決定!
何よりも普通のブルーデニムだと、少しやぼったく見えてしまうワイドシルエットもカラーが変わるだけで、かなりすっきりした印象に変わる。
トップスはタンクトップなどのノースリーブを合わせることで、上下のバランスも自然と取れる。
今年の夏に良く見かける事が予想できるコーデの一つだ。
チュニックxカットオフスキニー
フラワーモチーフのチュニックは今年の流行アイテムの一つ。
流行なものを組み合わせることで、相乗効果が生まれた好例の一つ。
カットオフデニムについては、そのカットオフの仕方によって見え方はまったく変わってくる。
スキニータイプで『ヘ』の字型にカットされているだけで、足長効果にもつながるのだ。
これが視点をズラすことの典型的な例、他にも応用できるものは沢山あるが自分でカットして作ろうと思ってる人は参考になると思う。
ただ、うまくこの『ヘ』の字を再現することは物凄く難しい。
ここは自己責任の範疇ということでお願いしますね。
ミモレ丈スカート
最後は、ミモレ丈のカットオフデニムスカートを紹介して終了だ。
スタイリングが難しいミモレ丈のスカートも裾をカットオフすることで、難易度はグッと下がる。
それは『ほつれ』部分が絶妙なポイントになることで、見え方のバランスが変わってくるから。
トップスはタックインするのが基本となるのは変わらず、足元に差し色を入れることでより効果が倍増するのも忘れないように。
ミモレ丈は、スタイルの良い人でないとコーデが難しいアイテムであるが、工夫次第でいくらでも取り入れられる余地があることが分かってもらえたと思う。
要らなくなったデニムをカット
コーディネートの心配よりも、ちょっとお財布に悩みがある人向けにいらなくなったデニムをカットして自作しても問題ない。
足首を見せて着こなすことがポイントになるから、レングスのバランスを見極めながらハサミで切ってしまえば良い。
切った後は、適当にほつれを作るだけ。
経済的だし、これで十分だったりする。
クラッシュ加工が伴うと、デザイン的にうまくいかないかもしれないが、普通にカットオフだけ考えたら十分自作で事足りるだろう。
まとめ
大流行を迎えつつあるカットオフデニムを上手に取り入れるにあたり、意識しておくことをまとめておこう。
①スキニータイプ
②ダメージ加工
③カットのされ方(見え方)
④自作
この4つを押さえておけば、コーディネートに自信のない初心者の方も安心して取り入れることが出来ると思う。
④をやってみることで失敗は少なく出来る。
安いデニムを何枚か仕入れて、自分に合うレングスの長さを探ってみるのも手だ。
自作なんて面倒だと思う人も多いと思うが、試行錯誤の繰り返しでしかオシャレさんになれる道はない。
古着屋に行けば1本/数百円で売ってるものもあるし、自作するには痛手のない金額だと思う。
今年の夏はカットオフデニムでコーディネートを楽しんでみてくれ。
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