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大切なジーンズの洗い方についてベストな方法は?【丸投げ②】

私が高校生くらいの時に、レプリカジーンズが物凄い流行った時がある。

このレプリカデニムのブームはその後3、4年は続いたと思うが、この時のジーンズの洗い方として常識だったのは『洗ってはいけない』ということ。

 

生デニムを購入して一番最初に洗ってからは、どんなにスポーツで汗をかこうが、臭くなろうが最低限6カ月は我慢して履いていたことを良く憶えている。

実際のところ、ヒゲやあたりの出方も良かったと思うが、この情報はガセだということが後に分かった。

 

所詮ちょっとジーンズに詳しい友人から聞いた、ごく狭い地域の洗い方情報に過ぎないし、現在のようにインターネットや、スマホなんてものは存在してなかったので当たり前と言えば当たり前なんだけどね・・・

今回は、様々な情報(専門的な部分も含め)を取り込んだ今、過去20年以上のデニム洗濯経験も含め、ジーンズの最適な洗い方について紹介させていただこう。

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何故洗わないといけないのか?

APCデニム

デニムの特性というよりは、コットンは洗うことなく着続けることによって汗や皮脂などが付着し、それが酸化することによって生地を傷める

 

それが長期間に渡ることで、付着した汚れが致命的なものになるケースもあるため○回という規定は無いにせよ、定期的に洗濯する必要はあるのだ。

 

ジーンズの洗い方

裏返す、そしてボタンを閉じる

ボタンを全て閉じて裏返したジーンズ

まずは洗濯対象のデニムを裏返すことから始めよう。

そう、ジーンズをきちんと洗う時には、裏返すことが重要だ。

裏返したジーンズは全てフロントボタン(ジッパー)を閉じておく。

 

特に生デニムだった時には、良い色落ちをさせることが洗濯目的のほとんどのウェイトを占めると思われる。

 

良い色落ちを実現させるために、その障害になるものを排除した状態で洗濯をしよう。

 

具体的には表面はちょっとした金具で擦れてしまう可能性があるため、裏返す。

フロントボタンやジッパーは、洗濯機内で表生地に擦れて変なあたりが出ないようにするために全て閉じておくのだ。

 

熱湯よりも真水で

高校生の時の友人が言っていた『熱湯』で洗うという格言は、今思えばガセネタだったのかもしれない。

この友人の言葉を何故か全て鵜呑みにして洗った結果、表面のケバ立ちがハンパなくこなれた状態になるまで数カ月を要した。

 

しかも原始的にやかんで沸騰させたお湯に「あちっ!あっちっち!!」なんて夜中に独りごとを言いながらデニムを育てる自分は、客観的に見てもかなり危ない奴だ。

熱湯消毒をしたデニムを、夜中3時位にチャリに乗ってコインランドリーに運んでいく・・・

 

このことは、甘酸っぱい青春の思い出として今もたまに思い出す。

良く調べてみると、デニム生地の染料の質自体を下げてしまう可能性があるため、やはり水で洗うことがオススメだ。

 

ネットに必ず入れる

デニムをネットに入れた

洗濯する水の話の前に、デニムはネットに入れるようにしよう。

昔は何も気にすることなく、そのまま放り投げていたが、ダメージデニムなどはホツレ部分が命なためネットは必須。

 

これは、あくまで一般的な汚れに対してなので、毎日のように履きまくり数年間洗っていないようなものであれば、折りたたまずネットに入ればベストだ。

折りたたんで良いのは、比較的軽微な汚れの際だけ、物凄い汚れのときは折りたたんでしまうことで、汚れが取れる部分と取れない部分の差が色落ちのムラにも繋がる。

 

専用洗剤を使用

中性洗剤や洗濯石鹸を使用するのは当然のこと、最近のデニムはやけに価格が高いため大事にしているデニムなのであればデニム専用洗剤を使用するようにするべし。

お気に入りのデニムを洗うこと自体、勇気がいるかもしれない。

 

私は毎回勇気を振り絞ってデニムを洗濯機に放り込む。

洗剤を投下するタイミングは非常に大事な瞬間なので、間違えないように。

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洗剤を投下するタイミング

洗濯機の水が流れてきた

洗濯ネットに入れたジーンズを洗濯機に放り込む。この辺はダウンジャケットと同様の作業だ。

放り込んだデニムについて、水が流れ出る前に洗剤を投下してはいけない!!

 

私の場合は、必ず洗濯機から水が流れ出し、回り始めた段階で洗剤をまんべんなく全体に振りかけるように投下する。

水が入る前に、一地点に洗剤を投下してしまうとジーンズの一部分だけが変な色の落ち方をしてしまうケースがある

 

キレイな色落ちをさせる、もしくは維持するためには洗剤は満水状態で回転が始まった時に振りかけるようにしよう。

 

脱水時の注意

水を含んだデニムは鉛のように重たい。

そんなデニムが脱水時に洗濯槽の中で『バタン!バタン!!』と所狭しと暴れ回る。

 

これが生地を傷める原因にもなりえるのだ。

ここは一度ストップさせてから、デニムを取り出し『ギューッ・・・・・』と手で押し付けて水分を取り除こう。

 

その方が生地の痛みを軽減することが出来る。

 

干す

洗濯したジーンズを干す

脱水したデニムを洗濯機から取り出し、干す作業に入る。

この時に重要なのは、太陽がさんさんと照った場所に干さないこと。

 

日の当たらない『陰干し』がジーンズを干す際の基本だ。

太陽の光はあまりにも強いため、強い光に長時間晒してしまうと色褪せの原因になってしまうことがある。

 

私は大体夜中に干すことが多いため、最適な時間に干せていることになる。

 

ウェスト部分を洗濯バサミでつまんでしまう人が多いと思うが、基本は逆さの状態で吊るすことがデフォルトだ。

こう逆さに吊るすことによって、膝のあたりもまた伸びた状態になるし「パリッ」と感が戻って気持ち良い。

まとめ

ジーンズの洗い方にについて、私の経験と調べた内容を複合的な観点から紹介させていただいた。

ジーンズを活かすも殺すもあなた次第、自分の望む色落ちをさせること、若しくは良い状態をキープすること、すべてにおいて重要な作業の一つだ。

 

下手に自分の勝手な思い込みで洗ってしまうと、せっかくのお気に入りジーンズがダメになってしまう。

末永く付き合いたい大切なジーンズには、こだわった洗い方をするだけで生地の持ちもまったく変わってくる。

 

難しいことではないので、一度試してみたらその違いがきっと分かってもらえると思う。

 

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